lossy compressionとは? わかりやすく解説

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ロッシー‐あっしゅく【ロッシー圧縮】

読み方:ろっしーあっしゅく

《lossy compression》⇒非可逆圧縮


ひかぎゃく‐あっしゅく【非可逆圧縮】

読み方:ひかぎゃくあっしゅく

《lossy compression》コンピューターファイル圧縮する方式の一。圧縮後のファイルからは、圧縮前と同一ファイル復元できないデータ一部欠損するが、圧縮効率高めることができるため、映像音声データ圧縮する際に用いられる不可逆圧縮ロッシー圧縮。→可逆圧縮


lossy圧縮

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非可逆圧縮

(lossy compression から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/10 14:02 UTC 版)

非可逆圧縮(ひかぎゃくあっしゅく)は、圧縮前のデータと、圧縮・展開を経たデータとが完全には一致しないデータ圧縮方式。不可逆圧縮(ふかぎゃくあっしゅく)とも呼ばれる。画像音声、映像(動画)データに対して用いられる。静止画像ではJPEG、動画像ではMPEG-1MPEG-2MPEG-4(DivXXvid、3ivX)、MPEG-4 AVC/H.264HEVC/H.265WMV9VP8、音声ではVorbisWMAAACMP3ATRACDolby DigitalDTS Digital SurroundDolby Digital PlusDTS-HD High Resolutionなどが代表的な非可逆圧縮方法にあたる。

一般的に「データ圧縮」というときには、広い意味で非可逆圧縮も含めることが多いが、狭義のデータ圧縮では非可逆圧縮は入らない。「データ圧縮」の正確な定義は、「情報量を保ったまま」データ量を減らした別のデータに変換することすなわち可逆圧縮をいうからであり、非可逆圧縮の場合は「情報量を保ったまま」という定義から外れる。

非可逆圧縮では、圧縮により一部のデータは欠落するが、人間の感覚に伝わりにくい部分は情報を大幅に減らし、伝わりやすい部分の情報を多く残すことで、劣化を目立たなくする。この結果、すべてのデータを均一に扱う可逆圧縮と比較して圧倒的な圧縮率が得られる。また、圧縮率と品質を両天秤にかけることができ、目的や環境に応じて適切なバランスを選ぶことができる。例えば、低速なナローバンドを使う場合や、データが高い品質を必要としない場合は、圧縮率を高めてデータ量を小さくする。逆に、高速なブロードバンドインターネット接続を使う場合や、より鮮明なコンテンツを表示する場合などは、圧縮率を低くして品質を高くする。

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