名車再生!クラシックカー・ディーラーズ
(Wheeler Dealers から転送)
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『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』(めいしゃさいせい!クラシックカー・ディーラーズ)は、CS放送ディスカバリーチャンネルで放送されているバラエティ番組。シーズン12まではイギリスのAttaboy制作、シーズン13以降はDiscovery Studiosの制作で、本国での番組名は『Wheeler Dealers[1]』。後述の通り、日本でも(順番の前後はあったものの)2016年からはインターネットテレビ「AbemaTV」で一部無料配信されていた[2]、BS11で2018年から『ディスカバリー傑作選 未知の映像博物館』枠内で不定期に2時間2エピソード、その後2019年10月から2020年9月、2021年7月から『ディスカバリー傑作選』の土曜日枠で毎週1エピソード放送されている[4]。また、BS11では2021年4月から9月までこれとは独立した形で『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』として毎週金曜日に毎週1エピソードが、後に日機装の提供がつくまで解説テロップが除かれた見やすいものが並行して放送されていた。
- ^ Wheelerは英語で車輪という意味があり、これをDealerと組み合わせることで「車のディーラー」となるが、同時に英語の成句として“Wheeler-Dealer”で「策士」「やり手」という意味がある。
- ^ 1時間番組となったシーズン7からシーズン13までを配信している。前述のシーズン7とシーズン8は全ての回を配信、シーズン9~シーズン13は総集編(ただし、シーズン12後半の総集編「Best of UK」は配信)と特別回(エド大活躍トップ10)、そして一部の回を除き配信している。また、AbemaTVのオリジナル企画(視聴回数の高かった回や、日本車を扱った回のみ選出した総集編など)も配信されている。なお、エドが降板しアントに交代したシーズン14以降については配信されていない(2019年現在)が2022年5月31日をもって配信終了。
- ^ “【新番組】『ディスカバリー傑作選』のページを公開しました!”. BS11. 2023年8月5日閲覧。
- ^ 当初は20時から2時間の放送で、当番組は21時台に放送。2020年10月から2021年6月まで20時台も含めて2時間2エピソード(20時台はシーズン13まで、21時台は2021年3月まではシーズン14、4月以降は20時台と同様に変更)放送し、2021年10月から番組自体が21時台のみに短縮して2024年3月まで放送[3]。同年4月より、それまで土曜20時台で放送されていた『偉人・敗北からの教訓』と放送枠を交換して当番組が土曜20時より放送。
- ^ イギリスでは「生産から20年以上経過した車」を「クラシックカー」と定義していることによる。
- ^ 頻度は低いが、ヨーロッパ各国(フランス、イタリア、ドイツ、ポーランドなど)に買い付けに赴くこともある。
- ^ シーズン15(第217回)まで。病気療養のための降板。シーズン15の前半終了後に放送したスピンオフ作品『マイクの深掘りクルマワールド(Mike Brewer's World of Cars)』で、第2回の「メルセデス・ベンツ in フレズノ」編が最後の出演となった。尚、『深掘りクルマワールド』1st(全12回)の放送順は本国と異なり、第2回は本国で第11回に当たる。 2020年12月4日死去。
- ^ “【追悼】佐久田脩氏(マイク・ブルーワー 日本語吹替担当)”. 2023年8月5日閲覧。
- ^ シーズン15(第218回)より。また、『深掘りクルマワールド』では、第3回の「NHRAレーサー in インディアナポリス」編から上田に変わっている[8]。
- ^ 『マイクの深掘りクルマワールド』第7回の「ラットロッド in レイクタホ」編で川本がゲストのアーロン・ヘイガーを担当。佐久田が降板したために、同番組での共演は無かった。
- ^ この時のドライバーはエドではない。“世界で最も速い家具の記録が更新”. GIGAZINE (2007年5月16日). 2021年1月31日閲覧。
- ^ 番組中でエドが使用しているオレンジ色のニトリル長手袋はこのショップのオリジナル商品である。他にもゴーグルやTシャツ、マグカップなどが販売されている。
- ^ a b Edd China quits Wheeler Dealers.. - Grease Junkie / Edd China on leaving Wheeler Dealers - YouTube
- ^ シーズン13の「1980年式 シボレー・LUV」編で、マイクが車を購入して作業場に運び入れた際、エドが姿を見せなかったために仕方なくマイク一人で作業を始めたのは、この話し合いが長引いた事によるものだった。番組スタッフも手伝って作業を進めている途中でエドが作業場に来て、作業を引き継いでいる。その後、「1968年式 シボレー・コルベット(C3) 」編で、「馬鹿とは議論出来ない」と書かれたスタッフを揶揄するTシャツを着て作業していたため、それを見たマイクが「僕のことじゃないだろうな?」と慌てさせた。そして、最後のレストアとなった「1916年式 キャデラック・Type 53 ロードスターV8」編で、改めてこのTシャツを着て作業している。
- ^ DISCOVERY ANNOUNCES THAT ANT ANSTEAD WILL JOIN MIKE BREWER AS THE NEW CO-HOST AND LEAD MECHANIC FOR SEASON 14 OF WHEELER DEALERS: EDD CHINA DEPARTS AFTER 13 SEASONS - Discovery Networks International
- ^ 名車再生!クラシックカー・ディーラーズ | Discovery Japan ディスカバリージャパン/ディスカバリーチャンネル
- ^ シーズン17の第250回・第251回のみ。
- ^ 主に作業場の周りやレーシングチーム時代に人脈を築いたメカニックが多い。
- ^ シーズン1ではポルシェ、シーズン2ではフェラーリ。
- ^ Wheeler Dealers: Dream Car - Discovery UK
- ^ 「名車再生!ドリームカー大作戦」4月13日より放送開始 ディスカバリーch - Response.
- ^ マイク、アント、エルヴィス以外のメンバーは、ジミー・デ・ビル、ヘレン・スタンリー、ポール・カウランド、ドリュー・プリチャード、カルン・チャンドック、ヴィッキー・バトラー・ヘンダーソン、ロリー・リードの7人。
- ^ “ディスカバリーチャンネル 11月おすすめ番組”. ディスカバリージャパン (2021年10月25日). 2021年11月15日閲覧。
- 1 名車再生!クラシックカー・ディーラーズとは
- 2 名車再生!クラシックカー・ディーラーズの概要
- 3 出演者
- 4 放送リスト
- 5 関連項目
Wheeler Dealers
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「エド・チャイナ」の記事における「Wheeler Dealers」の解説
エドはディスカバリー・チャンネルに採用され、2003年10月にテレビ司会者のマイク・ブルーワー(Mike Brewer)と組んで新しいプログラムであるホイーラー・ディーラー(Wheeler Dealers:英語)を始めた。エドとマイクにとって今日に至るまで最も有名な番組となり、2003年から2017年まで13シリーズにわたって放映された。2011年には"Wheeler Dealers”はディスカバリー・チャンネルにおいて最も大きなショーとなった。エドは"Wheeler Dealers”のプロデューサーの一人に"the warm prop"(暖かいアイスバー/暖かい棒付きアイスキャンディー)と呼ばれていた。 番組の構成はシンプルであり、マイク・ブルーワーが仕入れてきた廃車を、メカニックのチャイナがレストアして販売する。この番組は大成功を収め、英国からハリウッドのお膝元であるカリフォルニア州ハンティントンビーチへと拠点を移した。3億5000万人もの視聴者がいるとされている。 Wheeler Dealersにおいてエドは卓越した様々な技術を駆使した。キャブレターエンジンの整備、スキャンツールをオン・ボード・ダイアグノーシスに接続した電子制御エンジン整備・診断、エンジン本体・燃料系の分解整備、点火系のポイント式ディストリビューターの電子化及びエンジン冷却系統やオイル冷却系統などの周辺機器の整備、駆動系(差動制限装置:LSDなど)の整備、ドラムブレーキのディスクブレーキへの換装、サスペンション周りのメンテナンス、エンジン本体の換装、サスペンションの分解整備・調整、板金・溶接・塗装、電装品の整備、内装の交換、車内電源の新規設置、エアコン・ヒーターなどのACHV(Air Conditioning, Heating and Ventilation)修理、排気系統の修理・交換、時には改造電気自動車のブラシ付DCモーターから交流誘導モーターへ交換するなど、通常は専門業者が行う整備に至るまで単身でこなす。勿論、外注業者と協力したり、マイクにその依頼を行うこともある。分かりやすい解説を交えながら自動車のレストアを行った。 ブレーキのABSポンプなどの重要保安部品に関しては、視聴者に「ブレーキは重要な安全装置ですから自信のない人は無理をせず業者に頼みましょう。」と勧める場面もある。 Wheeler Dealersは当初ヨーロッパを周ってクラシックカーを購入しレストアしていた。 第8シリーズで初めてマイクは米国から車を買いつけてきた。2015年の第12シリーズ前半は米国カリフォルニア州で撮影が行われた。2016年以降、全てのシリーズの撮影がカリフォルニアで行われた。 欧米では、発売後20年以上経過した自動車の部品やスペシャル・サービス・ツール(英語. special service tool; SST. 整備用の特殊工具)をメーカー自身が保有している。自動車の整備寿命が短い日本と比べてカーライフサイクルが非常に長い。 2017年3月21日にエドは番組の方向性の不一致によりホイーラー・ディーラー(Wheeler Dealers)を降板すると彼のYoutubeチャンネルで告知した。 告知全文は「EddChina.com」の「FAQ | EddChina.com, Why did Edd China leave Wheeler Dealers?」 及び「EDD CHINA GREASE JUNKIE」の「PREFACE」に掲載されている。費用がかかるエドの作業場のシーンを減らすよう要求してきたプロデューサーとの折り合いがつかなかったことが理由。降板の告知に当たって、ホイーラー・ディーラーの視聴者、番組スタッフ、相方のマイクなどの製作陣に感謝の意を表し、視聴者に今後の Wheeler Dealers を担当するマイクと新たに組むアント・アンステッド(Ant Anstead)を支援してほしいとエールを送っている。
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