WebPartManagerInternals クラスとは? わかりやすく解説

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WebPartManagerInternals クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0新しく追加されたものです。

WebPartManager コントロールによって使用され、そのコントロール拡張する開発者オーバーライドできる個別クラスメソッド分離します。ページ開発者がこのクラスを必要とすることはほとんどありません。

名前空間: System.Web.UI.WebControls.WebParts
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文構文

Public NotInheritable Class
 WebPartManagerInternals
Dim instance As WebPartManagerInternals
public sealed class WebPartManagerInternals
public ref class WebPartManagerInternals sealed
public final class WebPartManagerInternals
public final class WebPartManagerInternals
解説解説

WebPartManager クラスは、Web パーツ コントロール セットで最も大きなクラスです。また、このクラスは、Web パーツ コントロール含まれるすべての Web ページ使用されページ上のすべての Web パーツ コントロール適切に管理するため、最も重要な Web パーツ クラス1 つでもあります

WebPartManager クラス頻繁に使用され多く公開メソッド格納しているため、主に WebPartManager コントロール拡張する開発者が必要とする一部メソッドWebPartManagerInternals クラス格納されています。あまり使用されないメソッドWebPartManagerInternals クラス分離することで WebPartManager クラスAPI簡素化され分離されメソッドは、IntelliSenseWebPartManager オブジェクトには表示されなくなります

WebPartManagerInternals クラス使用する開発者は、WebPartManager コントロールか継承したコントロール広範囲カスタマイズする必要のある場合多くなります。たとえば、カスタム表示モードカスタム ゾーンカスタム動詞カスタム WebPart コントロール、またはその他の基本 Web パーツ ユーザー インターフェイス (UI: User Interface) の拡張使用してWeb ポータル アプリケーションパッケージ化された Web パーツ コントロール セット作成するには、多く場合一部WebPartManager メンバオーバーライドして拡張する必要がありますまた、WebPartManagerInternals クラスシールされているため継承できませんが、作成するカスタム WebPartManager クラスで、ページ上の Web パーツ コントロール管理するために多数WebPartManagerInternals メソッド呼び出すことが必要になる場合あります

メモメモ

WebPartManager クラス同様にWebPartManagerInternals クラスは、UI がなく、ページ上に表示されないサーバー コントロール提供しますWebPartManager とは異なりWebPartManagerInternals クラスは、ページマークアップ宣言されることはありません。これは厳密にバックグラウンド タスク実行するワーカー オブジェクトです。このクラス一般的な使用例としては、プロテクト Internals プロパティ使用してこのクラス参照し、その参照オブジェクト使用して WebPartManagerInternals メソッド呼び出す WebPartManager クラスあります

WebPartManagerInternals クラスにはメソッドだけが含まれプロパティイベント存在しません。このクラスすべてのメソッドでは、WebPart コントロールまたはコントロール間の接続管理が行われます

WebPart コントロールの処理のために、WebPartManagerInternals には、それらのコントロール追加 (AddWebPart)、それらのコントロール削除 (RemoveWebPart)、イベントの処理 (CallOnDeleting)、それらのコントロールゾーンとの関係の詳細取得または設定 (GetZoneID、SetZoneIndex など)、または基本 WebPart コントロールプロパティ設定 (SetIsClosed、SetHasSharedData など) を行うメソッド含まれます。

接続の処理のために、WebPartManagerInternals には、接続削除 (DeleteConnection)、使用するトランスフォーマ オブジェクト設定 (SetTransformer)、接続共有されるかどうか設定接続静的かどうか設定 (SetIsShared(WebPartConnection,Boolean) および SetIsStatic(WebPartConnection,Boolean))、使用する接続エラー メッセージ設定 (SetConnectErrorMessage) を行うメソッド含まれます。

継承階層継承階層
System.Object
  System.Web.UI.WebControls.WebParts.WebPartManagerInternals
スレッド セーフスレッド セーフ
この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバ場合は、スレッド セーフであるとは限りません。
プラットフォームプラットフォーム
バージョン情報バージョン情報
参照参照
関連項目
WebPartManagerInternals メンバ
System.Web.UI.WebControls.WebParts 名前空間
WebPartManager クラス
その他の技術情報
ASP.NET Web パーツ ページ


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