Version クラス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文<SerializableAttribute> _ <ComVisibleAttribute(True)> _ Public NotInheritable Class Version Implements ICloneable, IComparable, IComparable(Of Version), _ IEquatable(Of Version)
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public sealed class Version : ICloneable, IComparable, IComparable<Version>, IEquatable<Version>
[SerializableAttribute] [ComVisibleAttribute(true)] public ref class Version sealed : ICloneable, IComparable, IComparable<Version^>, IEquatable<Version^>
解説バージョン番号は、メジャー、マイナ、ビルド、リビジョンなどの 2 ~ 4 つの構成要素で構成されます。メジャーおよびマイナ構成要素は必須です。ビルドおよびリビジョン構成要素は省略可能です。リビジョン構成要素を定義した場合は、ビルド構成要素も定義する必要があります。すべての構成要素は、0 以上の整数で定義する必要があります。バージョン番号の形式は、次のとおりです。省略可能な構成要素は、角かっこ ("[" および "]") で示します。
major.minor[.build[.revision]]
-
Major : 名前は同じでも、メジャー バージョンが異なるアセンブリは互換性がありません。これは下位互換性を想定できない製品のメジャー リライトなどに当てはまります。
-
Minor : 2 つのアセンブリにおいて、名前とメジャー番号が同じでも、マイナ番号が異なる場合は、下位互換性を目的とした大幅な改良が行われていることを示します。これは製品のポイント リリースや、完全下位互換の新しいバージョンの製品などに当てはまります。
-
Build : ビルド番号が異なる場合は、同一ソースの再コンパイルが行われたことを示します。これはプロセッサ、プラットフォーム、コンパイラなどが変更された場合に当てはまります。
-
Revision : 名前、メジャー バージョン番号、およびマイナ バージョン番号が同じで、リビジョンが異なるアセンブリは、完全互換を目的としています。これは前のリリースのアセンブリのセキュリティ ホールを修正する場合に当てはまります。
ビルド番号またはリビジョン番号だけが異なるアセンブリのバージョンは、前のバージョンのホットフィックス更新と見なされます。
.NET Framework 2.0 以上では、MajorRevision プロパティおよび MinorRevision プロパティを使用して、恒久的なソリューションをリリースするまでの間に問題を修正するアプリケーションのような、一時的なバージョンのアプリケーションを特定できます。さらに、Windows NT オペレーティング システムでは、MajorRevision プロパティを使用して、サービス パック番号をエンコードできます。
このクラスは、ICloneable、IComparable、IComparable、および IEquatable の各インターフェイスを実装しています。
継承階層System.Version
スレッド セーフ
プラットフォームWindows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
バージョン情報
参照- Version クラスのページへのリンク