Van de Graaff generatorとは? わかりやすく解説

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ヴァンデグラフ起電機

(Van de Graaff generator から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 05:07 UTC 版)

ヴァンデグラフ起電機: Van de Graaff generator)は静電発電機の一種。アメリカ物理学者R・J・ヴァン・デ・グラフによって1929年に発明された[1]。バンデグラフ、ヴァンデグラーフ、ヴァン・デ・グラフなどとも表記する。ローラーによってゴムベルトを回転させて電荷を運び、絶縁性の柱の上に置かれた中空の金属球に溜めていくことで非常に高い電位差を作り出す。高圧の直流電圧を発生させることができる一方、電流は低く抑えられる。高電位部を空気で絶縁するタイプの装置では、近年5 MVの電位差が得られる。卓上用の簡便な機種でも電位差は数100 kVに達し、目に見える大きさのスパーク英語版を発生させるのに十分なエネルギーを蓄えることができる。簡便なヴァンデグラフ起電機は静電気学の教材として、またはサイエンスショーや科学館での展示に用いられる[2]




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