Valentine D.C.
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Valentine D.C. | |
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出身地 | ![]() |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 1989年 - 1999年 2007年 - |
レーベル | after ZERO アリオラジャパン 日本コロムビア/トライアド→ヒートウェーブ |
事務所 | Five Fold |
公式サイト | www.valentine-dc.net |
Valentine D.C.(ヴァレンタイン ディー シー)とは日本のロックバンドである。
バンド名は結成当初「VALENTINE」だったが、後にValentine D.C.に改名。これはワシントンD.C.がアメリカの首都であると同様に、ロックの首都になりたいという思いを込めて改名したと言われているが、「ヴァレンタインという同名のバンドがいたために改名を余儀なくされた」、「語呂が良かった」、「ターボとかデラックス的な、なんとなく軽い気持ちで」など様々な発言があり、真相は不明である。活動初期はLAメタル系のバンドであり、クランチトーンでの速弾きを多用するギターやスラップ奏法を多用するベースなど、テクニカル面を強調した音楽性とド派手なビジュアルだったため、ヴィジュアル系として括られることもある。
略歴
- 1989年 - VALENTINEとしてバンド結成。メンバーはKen-ichi(Vo)、Nao(後のNaoya G)、Kohichi(G)、Jun(B)、Hiroshi(Dr)。当初はツインギター編成の五人組であった。大阪・心斎橋のバハマというライブハウスを中心に活動を始める。
- 1990年 - Hiroshiが脱退。後任にMoriが加入。
- 1991年 - Kohichiが脱退。Valentine D.C.に改名。
- 1992年 - Moriが脱退。後任にEins:VierのローディーだったTakeshiが加入。Ken-ichi(Vo)、Naoya(G)、Jun(B)、Takeshi(Dr)という全盛期メンバーとなる。
- 1994年 - 9月、BMGビクター(現BMG JAPAN)よりメジャーデビュー。
- 1995年 - 11月、Rainbow来日公演のオープニングアクトを務める。
- 1997年 - 日本コロムビア、トライアドレーベルへ移籍。
- 1999年8月 - ソウル・フラワー・ユニオンと共に、日本のバンドとして初の韓国公演となるイベントに出演。10万人のオーディエンスを熱狂させる。
12月31日、解散。 - 2005年12月24日 - 一夜限りの再結成ライブ。タイトルは『re-Play』。
- 2007年7月13日~14日 - Vocal Ken-ichiとBass Jun、他サポートメンバーでValentine D.C.としてライブを行う。
- 2007年11月11日 - サポートメンバーとして参加していた元PlasticのTsuki(Dr)が正式メンバーとなる。
- 2019年2月10日 - 12年ぶりとなる全盛期メンバー4人による結成30周年記念ライブ『the 30th VDC~Thanks For All VDC Mania~』を高田馬場CLUB PHASEにて開催。
- 2023年7月4日 - トライアド・ヒートウェーブ在籍時の音源の、サブスクリプションサービスを解禁。
メンバー
現メンバー
- Ken-ichi(土本 健一、1968年12月4日 - ) - ボーカル、和歌山県出身
- Jun(嶋澤 潤、1968年6月25日 - ) - ベース、 東京都出身
- Tsuki(月岡 靖智、9月17日 - ) - ドラム
過去に在籍していた主なメンバー
- Naoya(由田 直也、1967年2月4日 - ) - ギター、愛知県一宮市出身
- Takeshi(上床 武、1969年4月24日 - ) - ドラム、 広島県出身
- Mori(森 じゅんじ) - ドラム
ディスコグラフィ
- 順位はオリコンのランキングによる最高位
シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 最高位 | 備考 | |
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after ZERO(インディーズ) | ||||||
1st | 1994年2月14日 | Deluxe Chocolate | AZRO-13 |
全2曲
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アリオラジャパン | ||||||
2nd | 1994年9月21日 | Monochrome Sexuality | BVDR-287 |
全3曲
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86位 | |
3rd | 1995年1月21日 | Tomorrow | BVDR-1003 |
全3曲
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- | |
4th | 1995年4月21日 | BRAIN GAME | BVDR-1024 |
全3曲
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- | |
5th | 1996年9月4日 | 初恋 | BVDR-1116 |
全3曲
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- | |
6th | 1996年11月21日 | LOVE HURTS | BVDR-1132 |
全3曲
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- | エヴァリー・ブラザーズ、ナザレスのカヴァー[1]。 |
7th | 1997年2月14日 | オアシス | BVDR-1143 |
全4曲
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日本コロムビア/トライアド | ||||||
8th | 1998年1月1日 | カーテンコール | CODA-1389 |
全3曲
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- | |
9th | 1998年6月20日 | 道に座って~go all the way | COCA-15142 |
全3曲
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- | マキシシングル |
10th | 1998年9月19日 | 春雷 | CODA-1613 |
全3曲
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- | |
11th | 1999年5月29日 | Be a believer | CODA-50084 |
全3曲
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- | |
インディーズ | ||||||
配信 | 2015年11月24日 | forsaken world |
全1曲
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アルバム
ミニアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 最高位 | 備考 | |
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after ZERO(インディーズ) | ||||||
1st | 1993年2月14日 | SAINT | AZR-009 |
全6曲
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- | |
アリオラジャパン | ||||||
2nd | 1996年2月14日 | BRAND V.D.C. | BVCR-1023 |
全7曲
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67位 |
フルアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 最高位 | 備考 | |
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アリオラジャパン | ||||||
1st | 1994年9月21日 | パロディ | BVCR-677 |
全11曲
|
59位 | |
2nd | 1995年5月24日 | 炎と宝石 | BVCR-702 |
全11曲
|
67位 | |
3rd | 1997年3月21日 | All is Vanity | BVCR-783 |
全12曲
|
85位 | |
日本コロムビア/トライアド | ||||||
4th | 1998年1月21日 | GENERATION | COCA-14770 |
全11曲
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50位 | |
5th | 1998年10月1日 | public address | COCP-30053 |
全10曲
|
90位 | |
6th | 1999年6月19日 | Yell | COCP-50102 |
全11曲
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- |
ベストアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録曲 | 最高位 | 備考 | |
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アリオラジャパン | ||||||
1st | 1997年6月21日 | The V.D.C. | BVCR-1544 |
全15曲
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- | トライアド移籍前のベストアルバム。 |
日本コロムビア/トライアド | ||||||
2nd | 2000年4月1日 | ALL THE WAY from D.C. | COCP-50266 |
全17曲
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- | 解散後のベストアルバム。 |
DVD
- VDCDVD -Valentine D.C. Full Original Member Live-(2008年)- 2007年11月10日に行われた全盛期メンバーによるライブを完全収録(MCは一部カットされている)。
参加作品
発売日 | タイトル | 規格品番 | 曲順 | 楽曲 |
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1991年12月4日 | ZEROISM -西方見聞録- | VJCA-00010 | M.6 | Mr.Redhot'n' Blue |
1993年9月22日 | Cry-Max Pleasure ~Break On Through to the Nuclear Bandits~ | BVCR-1415 | M.5 | 36°の塊 |
1995年4月21日 | ARIOLA MEETING 1995~MEET THE SINGLES〜 | BVCR-1010 | M.4 | Tomorrow |
1995年5月24日 | ARIOLA MEETING 1995~MEET THE BALLADS〜 | BVCR-1014 | M.5 | DAYS |
1995年7月21日 | ARIOLA MEETING 1995~MEET THE FAVORITES〜 | BVCR-1022 | M.4 | HAVE A GOOD DREAM |
2015年3月18日 | THE REVIVAL OF TRIAD [2015][2] | COCP-39084 | M.14 | Be a believer |
タイアップ一覧
使用年 | 曲名 | タイアップ |
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1998年 | カーテンコール | テレビ朝日系 深夜水族館『ミッドナイトマーメイド』エンディングテーマ |
1999年 | Be a Believer | フジテレビ系『歌う! ボキャブラ天国』エンディングテーマ |
脚注
注釈
出典
- ^ “Valentine D.C. / オール・イズ・ヴァニティ [廃盤]”. CDJournal. 2025年6月2日閲覧。
- ^ “イエモン、TMGE、Syrup16gら楽曲収めたTRIADオムニバス”. 音楽ナタリー (2015年2月14日). 2025年6月4日閲覧。
外部リンク
- VDC WEB SITE公式サイト
- All about Ken-ichiKen-ichi個人の公式サイト
- Jun Official WebJun個人の公式サイト
- 読む月Tsukiのブログ
「Valentine D.C.」の例文・使い方・用例・文例
- 米国(特にボストンとワシントンD.C.の間の商業地)の東沿岸地帯
- 米国の彫刻家で、ワシントンD.C.のリンカーン記念館にあるアブラハム・リンカーンの大理石座像を制作した(1850年−1931年)
- 米国の建築家で、ワシントンD.C.の大統領に任命された建築家(1781年−1855年)
- 2054年,犯罪予防局(プリ・クライム)のおかげでワシントンD.C.に殺人はない。
- その日,ハイジャックされた飛行機がニューヨーク市の世界貿易センターのタワーやワシントンD.C.郊外のペンタゴン(米国国防総省),ペンシルベニア州シャンクスビルの野原に衝突した。
固有名詞の分類
日本のバンド |
箏座 LOST IN TIME Valentine D.C. ヒビキメロヲ センチグラム |
解散した日本のバンド・グループ |
Hi-STANDARD セブンハウス Valentine D.C. ウージ R*A*P |
ポピュラー音楽の音楽家一覧 (日本・グループ) |
DOUBLE 箏座 Valentine D.C. Sweet Vacation G-クレフ |
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