Uber Eats 配達パートナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 17:48 UTC 版)
「Uber Eats」の記事における「Uber Eats 配達パートナー」の解説
自転車や原付バイクで注文者の元に料理を届ける配達員のことをUber Eats 配達パートナーと呼ぶ。2020年現在、ギグワーカーの代表例である。 配達パートナーは配達用バッグとして、前面に「Uber Eats」と書かれた黒色や緑色の立方形型の大型リュックサックを背負う。これは視覚的に非常に特徴的で印象的なバッグであるため、配達パートナーおよびウーバーイーツそのものの象徴として世に認知された。この大型配達リュックサックのことを一部配達パートナーのなかでは「ウバッグ」と通称する。また、配達パートナーがウーバーイーツの配達員として稼働することを「ウバ活」と通称する。 配達パートナーは個人事業主の立場であるため、アプリをオンラインにするだけで好きな時に好きな場所で稼働でき、週単位で収入を得ることができる。例えば天候によって休業することも、体力の続く限り継続12時間以内、何日でも上限なく稼働することも可能である。また国籍(日本では労働ビザなしだと不可)や年齢(日本では18歳未満は不可)、学歴不問、採用試験無しなど条件が緩いため、副業としても人気が高い。 寒冷地では安全上の問題から、冬季においての自転車・バイクによる新規登録受け付けを一時的に制限している場合がある。2021年6月21日より試験的に東京都区部での徒歩配達を開始した。 登録に必要な条件: 写真付きの身分証 下記のいずれかの車両の登録自転車 原付バイク(125 cc以下) 事業用車の軽貨物車両または緑ナンバーバイク 配達用の保温バッグ(ロゴ入りUber eatsバッグの利用は推奨で、強制されるものではない) スマートフォン、タブレット等パートナー用アプリをインストール出来る端末。 パートナー用アプリ UberEatsとの取引に対応した銀行口座 18歳以上 東京国税局は日本法人に対して、配達員の氏名・住所や2019年の取引(報酬)額、銀行口座などの情報提供を要請し、同法人が応じたことが2021年6月に明らかになった。日本法人によると、副業で配達員をしていて、年間所得が20万円を超える場合は確定申告が必要としている。 2021年12月14日、民間宇宙旅行で国際宇宙ステーションに滞在した前澤友作が特別配達パートナーとなり、滞在している宇宙飛行士がリクエストした食品(ボーナスフード)を配達した。配達距離は約400km、配達までに約8時間34分がかかった。
※この「Uber Eats 配達パートナー」の解説は、「Uber Eats」の解説の一部です。
「Uber Eats 配達パートナー」を含む「Uber Eats」の記事については、「Uber Eats」の概要を参照ください。
- Uber Eats 配達パートナーのページへのリンク