SqlTriggerContext

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SqlTriggerContext クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

発生したトリガに関する文脈情報を提供します。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Server
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 SqlTriggerContext

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SqlTriggerContext

C#

public sealed class SqlTriggerContext

C++

public ref class SqlTriggerContext sealed

J#

public final class SqlTriggerContext

JScript

public final class SqlTriggerContext

解説

提供される文脈情報には、トリガの発生源となったアクションの種類、UPDATE 操作で変更された列のほか、データ定義言語 (DDL) トリガの場合は、トリガ操作を表す XML EventData 構造体 (SQL Server Books Online で Transact-SQL のリファレンスを参照) が含まれます。

コードがトリガ内で実行されている場合、SqlTriggerContext のインスタンスには、SqlContext クラスの TriggerContext プロパティからアクセスできます。

継承階層

System.Object
  Microsoft.SqlServer.Server.SqlTriggerContext

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SqlTriggerContext メンバ
Microsoft.SqlServer.Server 名前空間

SqlTriggerContext プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	ColumnCount	トリガにバインドされたデータ テーブルに含まれる列数を取得します。このプロパティは読み取り専用です。
	EventData	トリガの発生源となったアクションに固有のイベント データを取得します。
	TriggerAction	トリガの発生源となったアクションを示します。

参照

関連項目

SqlTriggerContext クラス
Microsoft.SqlServer.Server 名前空間

SqlTriggerContext メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	IsUpdatedColumn	列が INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントによって変更されていた場合、true を返します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

SqlTriggerContext クラス
Microsoft.SqlServer.Server 名前空間

SqlTriggerContext メンバ

発生したトリガに関する文脈情報を提供します。

SqlTriggerContext データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	ColumnCount	トリガにバインドされたデータ テーブルに含まれる列数を取得します。このプロパティは読み取り専用です。
	EventData	トリガの発生源となったアクションに固有のイベント データを取得します。
	TriggerAction	トリガの発生源となったアクションを示します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	IsUpdatedColumn	列が INSERT ステートメントまたは UPDATE ステートメントによって変更されていた場合、true を返します。
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

SqlTriggerContext クラス
Microsoft.SqlServer.Server 名前空間