SqlDataSourceEnumerator

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

SqlDataSourceEnumerator クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ローカル ネットワーク内で利用できる SQL Server のすべてのインスタンスを列挙する機構を提供します。

名前空間: System.Data.Sql
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 SqlDataSourceEnumerator
    Inherits DbDataSourceEnumerator

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SqlDataSourceEnumerator

C#

public sealed class SqlDataSourceEnumerator
 : DbDataSourceEnumerator

C++

public ref class SqlDataSourceEnumerator sealed
 : public DbDataSourceEnumerator

J#

public final class SqlDataSourceEnumerator
 extends DbDataSourceEnumerator

JScript

public final class SqlDataSourceEnumerator
 extends DbDataSourceEnumerator

解説

SQL Server 2000 と SQL Server 2005 のどちらでも、現在のネットワークに SQL Server のインスタンスが存在するかをアプリケーションで確認できます。SqlDataSourceEnumerator クラスは、利用できるすべてのサーバーに関する情報が格納された DataTable を提供することで、この情報をアプリケーションの開発者に公開します。これにより、ユーザーが新しい接続を作成しようとしたときに、指定されたリストに一致するサーバー インスタンスのリストが格納されたテーブルが返され、[接続のプロパティ] ダイアログ ボックス上に、利用できるすべてのサーバーが含まれたドロップダウン リストが展開されます。

継承階層

System.Object
   System.Data.Common.DbDataSourceEnumerator
    System.Data.Sql.SqlDataSourceEnumerator

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SqlDataSourceEnumerator メンバ
System.Data.Sql 名前空間
その他の技術情報
SQL Server のインスタンスの列挙

SqlDataSourceEnumerator プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Instance	利用できる SQL Server のインスタンスに関する情報を取得するために使用できる SqlDataSourceEnumerator のインスタンスを取得します。

参照

関連項目

SqlDataSourceEnumerator クラス
System.Data.Sql 名前空間

その他の技術情報

SQL Server のインスタンスの列挙

SqlDataSourceEnumerator メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetDataSources	オーバーライドされます。 参照できるすべての SQL Server 2000 インスタンスまたは SQL Server 2005 インスタンスに関する情報が格納された DataTable を取得します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

SqlDataSourceEnumerator クラス
System.Data.Sql 名前空間

その他の技術情報

SQL Server のインスタンスの列挙

SqlDataSourceEnumerator メンバ

ローカル ネットワーク内で利用できる SQL Server のすべてのインスタンスを列挙する機構を提供します。

SqlDataSourceEnumerator データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Instance	利用できる SQL Server のインスタンスに関する情報を取得するために使用できる SqlDataSourceEnumerator のインスタンスを取得します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetDataSources	オーバーライドされます。 参照できるすべての SQL Server 2000 インスタンスまたは SQL Server 2005 インスタンスに関する情報が格納された DataTable を取得します。
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

SqlDataSourceEnumerator クラス
System.Data.Sql 名前空間

その他の技術情報

SQL Server のインスタンスの列挙