スレイヴス・アンド・マスターズ
『スレイヴス・アンド・マスターズ』 | ||||
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ディープ・パープル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
フロリダ州オーランド Greg Rike Productions コネチカット州ノーウォーク Sountec Studios Inc.ニューヨーク Power Station | |||
ジャンル | ハードロック | |||
時間 | ||||
レーベル | BMG | |||
プロデュース | ロジャー・グローヴァー | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ディープ・パープル アルバム 年表 | ||||
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『スレイヴス・アンド・マスターズ[10]』(Slaves and Masters)は、ディープ・パープルが1990年に発表した通算13作目、再結成後としては3作目、ジョー・リン・ターナーが在籍した第6期の唯一のスタジオ・アルバムである。BMG移籍後の初アルバムである。
解説
経緯
1984年に第2期のメンバーの再結集によって始動した第5期ディープ・パープルは、1989年にイアン・ギランを解雇。彼等はギランの後任にサバイバーのジミ・ジェイミソンを迎えようとしたが、ジェイミソンのマネージメントに断られてしまった[11]。その後、オーディションを行なってテリー・ブロックを合格させるが、結局ブロックは正式加入せず。最終的には、元レインボー、ライジング・フォースのジョー・リン・ターナーとセッションを行ない、1989年10月に正式メンバーに迎えた[11]。
アルバム未収録曲
本作のレコーディング・セッションで録音された曲のうち、アルバムに収録されなかった「Fire, Ice & Dynamite」は、1990年公開のアメリカ映画『サマー・シュプール』(原題:Fire, Ice & Dynamite)のサウンドトラックで使用された[12]。「スロウ・ダウン・シスター」はシングル「ラヴ・コンクァーズ・オール」のカップリング曲として発表された[13]。日本では、2008年発売の再発CD(BVCM-35350)で、「スロウ・ダウン・シスター」がボーナス・トラックとして追加収録された。
評価
イギリスでは、再結成後に発表された前2作のスタジオ・アルバム『パーフェクト・ストレンジャーズ』(1984年)や『ハウス・オブ・ブルー・ライト』(1987年)ほどの成功は収められず、全英アルバムチャートのトップ10入りを逃し、チャート・インも2週だけで終わった[7]。アメリカではBillboard 200で87位に達したが、ディープ・パープルは本作を最後に、全米アルバム・チャートのトップ100から遠ざかっている[9]。
シングル「キング・オブ・ドリームス」は全英70位、「ラヴ・コンクァーズ・オール」は全英57位に達した[7]。また、アメリカ『ビルボード』誌のメインストリーム・ロック・チャートでは「キング・オブ・ドリームス」が6位、「ファイア・イン・ザ・ベースメント」が20位に達した[9]。
収録曲
特記なき楽曲はメンバー5人の共作。
- キング・オブ・ドリームス - King of Dreams (Ritchie Blackmore, Roger Glover, Joe Lynn Turner) - 5:29
- ザ・カット・ランズ・ディープ - The Cut Runs Deep - 5:42
- ファイア・イン・ザ・ベースメント - Fire in the Basement - 4:43
- トゥルース・ハーツ - Truth Hurts (R. Blackmore, R. Glover, J. L. Turner) - 5:14
- ブレックファースト・イン・ベット - Breakfast in Bed (R. Blackmore, R. Glover, J. L. Turner) - 5:17
- ラヴ・コンクァーズ・オール - Love Conquers All (R. Blackmore, R. Glover, J. L. Turner) - 3:47
- フォーチュンテラー - Fortuneteller - 5:49
- トゥー・マッチ・イズ・ノット・イナフ - Too Much Is Not Enough (J. L. Turner, Bob Held, Al Greenwood) - 4:17
- ウィキッド・ウェイズ - Wicked Ways - 6:35
日本盤再発CDボーナス・トラック
- スロウ・ダウン・シスター - Slow Down Sister (R. Blackmore, R. Glover, J. L. Turner) - 5:56
参加ミュージシャン
- ジョー・リン・ターナー - ボーカル
- リッチー・ブラックモア - ギター
- ジョン・ロード - オルガン、キーボード、ストリングス・アレンジ
- ロジャー・グローヴァー - ベース、キーボード
- イアン・ペイス - ドラムス
その後
第6期ディープ・パープルは本作発表に伴うツアーの終了後、結成25周年を記念する新作の製作に取り掛かった。しかしブラックモア以外のメンバーとターナーとの間で音楽性の違いや不仲が表面化。ターナーは制作終了を待たずに1992年脱退し、第6期は本作だけで終了した。
ターナーはグレン・ヒューズ[注釈 1]と結成したヒューズ/ターナーのライヴで、本作収録曲「キング・オブ・ドリームス」を披露した。2002年5月の東京公演での音源は、ライヴ・アルバム『ライヴ・イン・トーキョー』に収録された[14]。
脚注
注釈
- ^ 第3期と第4期のメンバー(ベース、ヴォーカル)。
出典
- ^ Deep Purple - Slaves And Masters - hitparade.ch
- ^ swedishcharts.com - Deep Purple - Slaves And Masters
- ^ norwegiancharts.com - Deep Purple - Slaves And Masters
- ^ ORICON STYLE
- ^ charts.de
- ^ Deep Purple - Slaves And Masters - austriancharts.at
- ^ a b c DEEP PURPLE songs and albums | full Official Chart history
- ^ dutchcharts.nl - Deep Purple - Slaves And Masters
- ^ a b c Deep Purple | AllMusic - Awards
- ^ 日本盤初回CD(BVCP-25)の表記は『スレイブス・アンド・マスターズ』
- ^ a b 日本盤CD(BVCM-35350)ライナーノーツ(広瀬和生、2006年3月)
- ^ Alphabetical Song List D to G - The Highway Star.com
- ^ Alphabetical Song List S to U - The Highway Star.com
- ^ glennhughes.com - HTP - Live In Tokyo
「Slaves and Masters」の例文・使い方・用例・文例
- 私はまず、この点をAmandaに確認します。
- 11月21日にHolyoke Bar and Grillで、Pete Laurenの退職パーティーが開かれることをお知らせします。11 月10 日までにお返事をください。
- 来月のロンドンへの出張のために、飛行機の便を予約して、Southland銀行の近くの宿泊施設を手配してもらえますか。
- 年次監査を行うために、Bradford and Partnersの会計士たちが10 月10 日の午前10 時に当社を訪ねてくる予定です。
- 一般に公開されたことのない、Ruth and Steve Whitmanの個人コレクションの絵画を含む、およそ120 点の作品が展示される。
- Ruth and Steve Whitmanを紹介すること。
- Conteeさんは、昨年Hope and Learnの会長に就任された、受賞歴のあるミュージカル女優さんです。
- Hope and Learnは遠隔地に学校を建設する資金を集める慈善団体です。
- Hope and Learnへの寄付は、この夜会の最後に集めます。
- 気をつけの姿勢で立つ (⇔stand at ease).
- 等位[対等]接続詞 《対等の語句を接続する and, but など》.
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
- 連結接続詞 《and など》.
- 【文法】 相関接続詞 《both…and; either…or など》.
- 蒸留酒, 火酒 《brandy, gin, rum, whiskey など》.
- 英国陸軍士官学校 《Berkshire の Sandhurst /sndhɚːst|‐həːst/ にある》.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- 中央裁判所施設 《London の Strand 街にある高等法院の建物》.
- 弱形 《and の /ən/など》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
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