SEARCH 関数とは? わかりやすく解説

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SEARCH 関数、SEARCHB 関数

適用対象: Microsoft Excel 2010, Excel Web App, SharePoint Online for enterprises, SharePoint Online for professionals and small businesses

 

説明

SEARCH 関数および SEARCHB 関数は、指定され文字列を他の文字列の中で検索し、その文字列最初に現れる位置左端から数え、その番号返します。たとえば、"printer" という語で文字 "n" の位置検索するには、次の関数使用できます

=SEARCH("n","printer")

"n" は "printer" という語で 4 番目の文字であるため、この関数は "4" を返します

他の単語内の単語検索することもできます。たとえば、次の関数は "5" を返します

=SEARCH("base","database")

これは、"base"という語は "database" という語の 5 番目の文字で始まるためです。SEARCH 関数と SEARCHB 関数使用して別の文字列内の文字または文字列の位置調べMID 関数MIDB 関数使用して文字列返したりREPLACE 関数REPLACEB 関数使用して文字列変更したできます。これらの関数については、この記事の「使用例 1」で説明してます。

 重要   既定言語として DBCS 言語設定されている場合にのみ、1 文字2 バイトとしてカウントされます。それ以外場合は、SEARCH と同様、1 文字あたり 1 バイトとしてカウントされます。

DBCSサポートする言語には、日本語簡体字中国語繁体字中国語、および韓国語あります

書式

SEARCH(検索文字列,対象,[開始位置])
SEARCHB(検索文字列,対象,[開始位置])

SEARCH 関数と SEARCHB 関数書式には、次の引数あります

解説

使用例

使用例 1: SEARCH

使用例新規ワークシートコピーすると、計算結果確認できます

表示その方法は?

  1. この記事使用例選択しますExcel Web App の例をコピーする場合は、セル1 つずつコピーして貼り付けます。

 重要   行見出しまたは列見出し選択しないでください

ヘルプから使用例を選択する

  1. Ctrl キー押しらながら C キー押します
  2. 空のブックまたはワークシート作成します
  3. ワークシートセル A1 を選択しCtrl キー押しながら V キー押しますExcel Web App使用している場合は、使用例セルごとにコピー貼り付け繰り返します

 重要   使用例正常に動作するためには、ワークシートセル A1 に貼り付ける必要があります

  1. 計算結果結果返す数式表示切り替えるには、Ctrl キーShift キー押しながら ` (アクサン グラーブ) キーを押すか、[数式] タブの [ワークシート分析] グループで [数式表示] をクリックします。

使用例は、空のワークシートコピーした後、ニーズ合わせて変更できます

A B C
データ
Statements
Profit Margin
margin
The "boss" is here.
数式 説明 計算結果
=SEARCH("e",A2,6) 最初文字列のうち、6 番目の文字以降現れる最初の "e" の位置調べます 7
=SEARCH(A4,A3) "Profit Margin" (検索対象セルは A3) という文字列から "margin" (検索対象文字列セル A4) の位置調べます 8
=REPLACE(A3,SEARCH(A4,A3),6,"Amount") セル A3 の "Margin" の位置検索し、"Margin" を "Amount" に置き換えた後、その文字次の 5 文字を "Amount" に置き換えます Profit Amount
=MID(A3,SEARCH(" ",A3)+1,4) "Profit Margin" (セル A3) で、最初スペース文字に続く最初の 4 文字返します Marg
=SEARCH("""",A5) セル A5 の最初二重引用符 (") の位置返します 5
=MID(A5,SEARCH("""",A5)+1,SEARCH("""",A5,SEARCH("""",A5)+1)-SEARCH("""",A5)-1) セル A5 で二重引用符囲まれ文字列のみを返します boss

使用例 2: SEARCHB

 重要   ご使用コンピューターでこの例を実行するには、地域設定DBCSサポートする言語設定する必要があります

次の使用例動作は以下のようになります

=SEARCHB("京 ","東 京 都 ") = 3

=SEARCH("京 ","東 京 都 ") = 2



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