SCPH-30000系
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「PlayStation 2」の記事における「SCPH-30000系」の解説
SCPH-30000は2001年4月18日発売、オープン価格。6月29日から35,000円、11月29日から29,800円、2002年5月16日から再びオープン価格。 本体背面のPCカードスロットを廃止し、北米・欧州モデルに先行して搭載されたエクスパンションベイを搭載し、世界統一仕様となったモデル。消費電力が39 W(SCPH-35000は47 W、SCPH-30000は39 Wと47 Wが混在)に低下し、EEとGSの0.18 μmへのシュリンクと通気口改善されたが、ファン回転数は増え、騒音は増加した。内部的にもハードディスク接続を見越した部分がある。本体側にはアクセスランプが内蔵され、ソフトウェア側では拡張ベイ部分のドライバを内蔵しておりPlayStation BB Unit使用時にメモリーカードにドライバをインストールする必要がない。リモコンとリモコン受光部別売となった。ディスクドライブのピックアップは消費電力が47 WのものはKHS-400B、39 WのものはKHS-400CまたはHD7が搭載されている。 SCPH-30000 ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション 2001年11月8日発売(受注販売のみ)各色50,000円。5色セット250,000円 PS2生産出荷台数累計2000万台を記念して発売された限定特別色モデル。日本国内での販売はプレイステーションドットコムのみで単体販売600台、5色セットが66台の計666台。 本体と付属コントローラー、縦置きスタンドが通常色とは異なるカラーで鏡面色塗装処理が施され、通常別売のメモリーカードも本体に同封されている。 実際の自動車用の塗料を用いて塗装されているが、自動車用の塗料は塗膜が柔らかくそのまま梱包すると塗面がへこんでしまうため、塗装後に堅い塗膜のトップコートが施されている。 カラーはスーパーレッド、メタリックシルバー、アストラルブルー、スノーホワイト、ライトイエローの5色。 SCPH-35000 GT 2001年6月8日発売、39,800円 『グランツーリスモ3』を同梱したセット。基本仕様はSCPH-30000 (47 W) に準ずる。 SCPH-37000 L 2002年7月19日発売、30,000円 本体色は「オーシャン・ブルー」(半透明青)。ヒートシンクなどに変更が見られる。縦置きスタンドとリモコンが同梱。 SCPH-37000 B 2002年8月1日発売、30,000円 本体色は「ゼン・ブラック」(半透明黒)。その他の特徴はSCPH-37000 Lと同じ。 SCPH-39000 2002年11月21日発売、オープン価格 コスト削減などのマイナーチェンジ。 SCPH-39000 RC 2002年12月3日発売、26,800円 『ラチェット&クランク』同梱のアクションパック。 SCPH-39000 TB 2002年12月3日発売、26,799円 本体色はトイザらス限定カラー「トイズ・ブルー」。上記「SCPH-39000 RC」のトイザらス限定品。 SCPH-39000 S 2003年2月13日発売、25,000円 本体色はシルバー。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。 SCPH-39000 SA 2003年2月20日発売、25,000円 本体色は「SAKURA」(薄ピンク)。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。 SCPH-39000 AQ 2003年2月20日発売、25,000円 本体色は「AQUA」(薄めの青水色)。PS2全世界5000万台出荷記念、2003年春季限定カラーモデル。 SAKURA・シルバーはのちの50000系でも同色が発売されたが、AQUAは39000系のみの発売であった。
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