OracleParameter.Value プロパティ
アセンブリ: System.Data.OracleClient (system.data.oracleclient.dll 内)

public: virtual property Object^ Value { Object^ get () override; void set (Object^ value) override; }
パラメータの値を示すオブジェクト。既定値は null です。

入力パラメータでは、値は、サーバーに送信する OracleCommand に連結されます。出力パラメータと戻り値パラメータでは、値は、OracleCommand の完了時および OracleDataReader を閉じた後に設定されます。
入力パラメータの場合、Value は、Microsoft .NET Framework のデータ型または Oracle のデータ型のいずれかのオブジェクト (OracleNumber や OracleString など) に設定できます。
null パラメータ値をサーバーに送信する場合は、null ではなく DBNull を指定する必要があります。システムの null 値は、値を持たない空のオブジェクトです。DBNull は、null 値を表すために使用します。
アプリケーションでデータベースの型を指定すると、プロバイダがサーバーにデータを送信するときに、連結された値はその型に変換されます。IConvertible インターフェイスをサポートしている場合、プロバイダはすべての種類の値を変換しようとします。指定した型が値と互換性がない場合、変換エラーが発生する可能性があります。
パラメータの DbType、OracleType、および Size の各プロパティは、Value を設定することによって推論できます。したがって、これらを指定する必要はありません。ただし、これらは OracleParameter プロパティの設定値に公開されません。たとえば、パラメータのサイズが推論された場合、Size にはステートメントの実行後に推論値が格納されません。
入力値が Oracle のデータ型 (OracleNumber、OracleString など) でない限り、Value プロパティに使用する ParameterDirection の InputOutput 値、Output 値、および ReturnValue 値は、Microsoft .NET Framework のデータ型になります。これは、REF CURSOR、BFILE、または LOB の各データ型には適用されません。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


- OracleParameter.Value プロパティのページへのリンク