NANA_(曲)とは? わかりやすく解説

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NANA (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/14 00:52 UTC 版)

「NANA」
チェッカーズシングル
初出アルバム『GO
B面 Mr.BOYをさがして
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル J-POP
レーベル キャニオン・レコード
作詞・作曲 藤井郁弥/藤井尚之
チェッカーズ シングル 年表
Song for U.S.A.
(1986年)
NANA
(1986年)
I Love you, SAYONARA
(1987年)
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NANA」(ナナ)は、日本ロックバンドチェッカーズの12枚目となるシングル。1986年10月15日発売(発売元はキャニオン・レコード)。

解説

シングルとしては、初のメンバーオリジナル作品。 チェッカーズ中期の曲としてはツアーで披露された回数は異例の13回である。この数はデビュー曲のギザギザハートの子守唄の15回に続き2番目に多い。1986年のFLASH TOURではオープニングソング、ラストソングとして2回披露し、文字通りNANAで始まりNANAで終わらせるといった破格の待遇を受けた曲だった。 現在でも藤井フミヤが、ライブで頻繁に歌う楽曲である。アブラーズが再結成した際のライブ(徳永存命時)にフミヤがゲスト出演した際も、この曲が歌われた。

タイトルの由来はフミヤ曰く「水系と演歌系の名前の中間がいいと思って『NANA』になった」。

「濡れてくれ」「やろうぜ」といった歌詞が性行為を連想させるとして、NHKで放送禁止になった[1]。その為、出演していた歌番組では急遽B面曲を演奏したふりをした。『紅白歌合戦』では「Song for U.S.A.」を歌っている[1]

NHKでは2021年時点では基準の変化もあり放送禁止扱いとしなくなったため、同年3月27日にBSプレミアムで放送の『激レア! 藤井フミヤ ギザギザハートからTRUE LOVE!』で初めて歌唱した[1]

フミヤが2002年10月9日に発売したセルフカバーアルバム「Re Take」にてセルフカバーされ、テレビ朝日系ドラマ『早乙女タイフーン』のオープニングテーマになった。2004年には及川光博がアルバム『GOLD SINGER』でカバーしている。

編曲のクレジットは「チェッカーズ、八木橋カンペー」となっているが、アルバム「GO」の歌詞カードのみクレジットには「CHECKERS FAM.」と変更されている。

THE CHECKERS FAM(チェッカーズ&アンディー檜山&八木橋カンペー)は、解散するまでシングル曲での編曲者のクレジットになっている。

この曲は、テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』の第1回放送の第1曲目でもある[2]

収録曲

  • 全作詞:藤井郁弥 編曲:チェッカーズ、八木橋カンペー
  1. NANA
  2. Mr.BOYをさがして
    • 作曲:鶴久政治
    • アマチュア時代には「ミスティーレイン」というタイトルで歌われており、歌詞も大幅に異なっていた。

脚注

  1. ^ a b c 藤井フミヤ、NHKで放送禁止だった「NANA」を初歌唱 27日BSプレミアムでスペシャルライブ”. スポーツ報知 (2021年3月20日). 2021年3月28日閲覧。
  2. ^ 出演者ラインアップ 1986.10.24.FRI”. ミュージックステーション. テレビ朝日. 2021年3月28日閲覧。

関連項目


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