Matsyaとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Matsyaの意味・解説 

マツヤ

(Matsya から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/16 16:20 UTC 版)

ヴィシュヌのアヴァターラ、マツヤ

マツヤサンスクリット語: मत्स्य, Matsya)は、ヒンドゥー教におけるヴィシュヌの第1のアヴァターラ(化身)である。サンスクリット語で「魚」の意。

伝説によれば、太陽神スーリヤの息子マヌ王(ヴァイヴァスヴァタ)が祖先の霊に水を捧げるべく川へ入ると、手の中に角を生やした小さな金色の魚マツヤが飛び込んで来て、大きな魚に食べられないよう守って欲しいと頼んできた。マヌはその金色の魚を瓶の中に入れて育てたが、魚はすぐに大きくなった。そのため池へ移されたが、すぐに成長して入りきらなくなるため、川へそして海へと次々に移されていった。マツヤが7日後に大洪水が起こり全ての命を破壊することを予言した。マヌは海にも入りきらなくなった巨大魚マツヤがヴィシュヌの化身であることに気づいた。彼に船を用意して七人の賢者と全ての種子を乗せるよう言うと魚は姿を消した。やがて大洪水が起こり、マツヤ(ヴィシュヌ)は船にヴァースキを巻きつけてヒマラヤの山頂まで引張った。こうしてマヌは生き残り人類の始祖となり、地上に生命を再生させた。

ギャラリー

外部リンク

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Matsya」の関連用語

Matsyaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Matsyaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマツヤ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS