MK-600
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 04:44 UTC 版)
1965年(昭和40年)に発表した、一品製作の2人乗りスポーツカー。 上半分が赤、下半分が灰色のボディーを持つ。ボンネットには使用時に起き上がる丸形ポップアップ式ヘッドランプが装着され、キャビンは側窓と屋根が一体となったキャノピーで覆われている。ドアは強度の都合で上半分のみが上から下に外側に開くようになっており(従って、一般的な自動車のような前ヒンジではなく下ヒンジとなっている)、乗り降りはキャノピーを後方にスライドさせてからドアを開いて行う。 イタリアのカロッツェリアの仕事の方法に倣い、エンジンや足回り等はメーカーの既成品を使い、ボディーを自製した。ボディーは東洋化工、エンジン関係や組み立ては東洋工業およびマツダオート横浜の協力を得て製作された。小杉と、小杉の研究室のデザイナーだった松本文郎が一貫してこのプロジェクトに携わり、製作期間は図面・製図・モデル製作に1年、製作を開始してからさらに3年かかった。 主なスペックは以下の通り。 シャシー:ラダーフレーム、パイプ溶接構造 ボディー:ポリエステル(ガラス繊維強化プラスチック) エンジン:600 cc〔ママ〕、28 HP(マツダ・キャロル600のものを使用) 駆動方式:リアエンジン・リアドライブ サスペンション:マツダ・R360クーペのものを使用 タイヤ:マツダ・キャロルのものを使用 全長:3200 mm 全幅:1400 mm 全高:1150 mm ホイールベース:1860 mm 車両重量:500 kg
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