Log record

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

LogRecord クラス

COM+ CrmLogRecordRead 構造体として配信された非構造化ログ レコードを表します。このクラスは継承できません。

名前空間: System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager
アセンブリ: System.EnterpriseServices (system.enterpriseservices.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public NotInheritable Class
 LogRecord

Visual Basic (使用法)

Dim instance As LogRecord

C#

public sealed class LogRecord

C++

public ref class LogRecord sealed

J#

public final class LogRecord

JScript

public final class LogRecord

解説

非構造化ログ レコードは、COM+ CrmLogRecordRead 構造体として配信されます。ユーザー データ (1 つの BLOB) の他、デバッグ時または違反検索時に便利な追加のフィールドが含まれています。Flags フィールドは、このレコードがいずれかのポイントで認識されなかったか、いつ書き込まれたかについての詳細情報を示すビット フィールドです。Sequence フィールドには、ログ レコードのシーケンス番号が示されます。シーケンス番号はほとんどの場合連続していますが、内部ログ レコードが CRM (Compensating Resource Manager) Compensator に配信されない場合は連続しないことがあります。

使用例

このクラスの使用方法のコード例を次に示します。

Visual Basic

Public Overrides Function
 AbortRecord(ByVal log As LogRecord) As
 Boolean 
    
    ' Check the validity of the record.
    If log Is Nothing Then
        Return True
    End If
    Dim record As [Object]() = log.Record
    
    If record Is Nothing
 Then
        Return True
    End If
    If record.Length <> 2 Then
        Return True
    End If 
    ' Extract old account data from the record.
    Dim filename As String
 = CStr(record(0))
    Dim balance As Integer
 = Fix(record(1))
    
    ' Restore the old state of the account.
    AccountManager.WriteAccountBalance(filename, balance)
    
    Return False

End Function 'AbortRecord

C#

public override bool AbortRecord (LogRecord
 log)
{

    // Check the validity of the record.
    if (log == null) return(true);
    Object[] record = log.Record as Object[];
    if (record == null) return(true);
    if (record.Length != 2) return(true);

    // Extract old account data from the record.
    string filename = (string) record[0];
    int balance = (int) record[1];
 
    // Restore the old state of the account.
    AccountManager.WriteAccountBalance(filename, balance);

    return(false);
}

C++

public:
    virtual bool AbortRecord(LogRecord^ log) override
    {

        // Check the validity of the record.
        if (log == nullptr)
        {
            return true;
        }
        array<Object^>^ record = dynamic_cast<array<Object^>^>(log->Record);
        if (record == nullptr)
        {
            return true;
        }
        if (record->Length != 2)
        {
            return true;
        }

        // Extract old account data from the record.
        String^ filename = (String^) record[0];
        int balance = (int) record[1];

        // Restore the old state of the account.
        WriteAccountBalance(filename, balance);

        return false;
    }

J#

public boolean AbortRecord(LogRecord log)
{
    // Check the validity of the record.
    if (log == null) {
        return true;
    }
    Object record[] = new Object[] { log.get_Record() };

    if (record == null) {
        return true;
    }
    if (record.get_Length() != 2) {
        return true;
    }
    // Extract old account data from the record.
    String fileName = (String)(record.get_Item(0));
    int balance = System.Convert.ToInt32(record[1]);

    // Restore the old state of the account.
    AccountManager.WriteAccountBalance(fileName, balance);

    return false;
} //AbortRecord

継承階層

System.Object
  System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager.LogRecord

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0、1.1、1.0

参照

関連項目
LogRecord メンバ
System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager 名前空間

LogRecord プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Flags	ログ レコードがいつ書き込まれたかを示す値を取得します。
	Record	ログ レコード ユーザー データを取得します。
	Sequence	ログ レコードのシーケンス番号。

参照

関連項目

LogRecord クラス
System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager 名前空間

LogRecord メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

LogRecord クラス
System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager 名前空間

LogRecord メンバ

COM+ CrmLogRecordRead 構造体として配信された非構造化ログ レコードを表します。このクラスは継承できません。

LogRecord データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	Flags	ログ レコードがいつ書き込まれたかを示す値を取得します。
	Record	ログ レコード ユーザー データを取得します。
	Sequence	ログ レコードのシーケンス番号。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

LogRecord クラス
System.EnterpriseServices.CompensatingResourceManager 名前空間