LE-DCシリーズとは? わかりやすく解説

LE-DCシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:38 UTC 版)

LE-Car」の記事における「LE-DCシリーズ」の解説

1987年から製造されているもので、車体工法バス車両工法から軽量鉄道車両工法変更された。これによりLE-Car比べて屋根深くなっている。 LE-Carでは前面貫通形と非貫通形が存在したが、LE-DCはほとんどが前面貫通となっている。1988年からは前面窓側面まで回りこんだパノラミックウインドウとなった車両製造されている。 初期のもの一部除きLE-Car同様の上段固定下段横引き窓や側面折り戸引き続き採用されたが、1994年登場した長良川鉄道ナガラ200形以降新形式はすべて上段固定下段上昇窓(ユニット窓)、引き戸となっている。 エンジン従来と同じ日産ディーゼルPE6HTであるが、出力は250PS/1900rpmに向上された。 1998年明知鉄道アケチ10形気動車以降エンジン日産ディーゼルPF6HTとなり出力が295PS/2100rpmに向上し前面貫通形でパノラミックウインドウ、側面は窓が上段固定下段上昇窓で扉が引き戸という仕様統一されている。 信楽高原鐵道SKR200形(1987年前面貫通形。LE-DCの採用第一号。車体外観屋根上部以外、15m前面貫通LE-Car準じる。のち1両を紀州鉄道譲渡同社KR205形。 のと鉄道NT100形・NT800形(1988年)NT100形は前面貫通形で、側面は扉が引き扉、窓が上段下降下段上昇ユニット窓前面窓はパノラミックウインドウである。NT800形はイベント用で、台車エンジンなど標準仕様だが、車体前面展望構造片運転台特殊仕様である。 宮福鉄道(→北近畿タンゴ鉄道→京都丹後鉄道MF100形MF200形1988年前面貫通形。側面引き戸。独自のレトロ調デザイン前照灯・尾灯屋根の形状が他車と異なる。エンジン新潟鐵工所製。 わたらせ渓谷鐵道わ89-300形、わ89-310形(1989年前面貫通形。窓は上段固定下段上昇窓。 平成筑豊鉄道100形200形300形1989年前面貫通形、パノラミックウインドウ。200300形車体長18m。 甘木鉄道AR200形(1992年)特殊構造のと鉄道NT800形を除き、LE-DC唯一の貫通形。前面窓はパノラミックウインドウ。ミャンマー国鉄譲渡長良川鉄道ナガラ200形1994年前面貫通形。側面引き戸くりはら田園鉄道KD95形(1994年前面貫通形。側面引き戸路線廃止会社解散により全車廃車。うち2両が動態保存名古屋鉄道キハ30形1995年前面貫通形、パノラミックウインドウ。側面引き戸を3か所に設置ミャンマー国鉄譲渡信楽高原鐵道SKR300形(1995年前面貫通形、パノラミックウインドウ。側面引き戸紀州鉄道譲渡同社KR301形。 天竜浜名湖鉄道TH3000形(1995年前面貫通形、パノラミックウインドウ。側面引き戸紀州鉄道KR301形(2016年譲受)もともと信楽高原鐵道SKR300形だった車両譲り受けたもの。 紀州鉄道KR205形(2017年譲受)もともと信楽高原鐵道SKR200形だった車両譲り受けたもの。 明知鉄道アケチ10形 長良川鉄道ナガラ3形 以下は1998年以降新形式で、すべて前面貫通形、パノラミックウインドウ、側面引き戸上段固定下段上昇窓、エンジン出力295PS/2100rpm。 明知鉄道アケチ10形1998年三木鉄道ミキ300形1998年路線廃止会社解散に伴い全車樽見鉄道北条鉄道ひたちなか海浜鉄道それぞれ譲渡樽見鉄道ハイモ295-310形(1999年樽見鉄道ハイモ295-610形(2009年譲受)もともと三木鉄道ミキ300-105形だった車両譲り受けたもの。 北条鉄道フラワ2000形2000年)フラワ2000-3はもともと三木鉄道ミキ300-104形だった車両譲り受けたもの。 ひたちなか海浜鉄道ミキ300-103形(2009年譲受)もともと三木鉄道ミキ300-103形だった車両譲り受けたもの。 信楽高原鐵道SKR310形(2001年甘木鉄道AR300形(AR301 - AR303)・AR400形(2001年長良川鉄道ナガラ3形(1998年)

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