LAN規格とは? わかりやすく解説

LAN規格

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 10:06 UTC 版)

ツイストペアケーブル」の記事における「LAN規格」の解説

イーサネットでは10Mbpsの通信速度での使用始まり2020年現在は40Gbpsまでサポートするツイストペアケーブル規格がある。通信速度の向上のためにさまざまな変調方式提案されこれに伴い信号周波数上がりケーブル定格周波数広帯域のものが要求される。 ツイストペアケーブルイーサネットの現行規格一覧規格転送速度[Mbps]信号要件ケーブル要件レーン効率[bps/Hz]帯域幅[MHz]変調速度[MBaud]カテゴリ・距離長帯域幅[MHz]10BASE-T 802.3i-1990 10 1 1 10 10 Cat.3: 100m 16 100BASE-TX 802.3u-1995 100 1 3.2 31.25 125 Cat.5: 100m 100 1000BASE-T 802.3ab-1999 1000 4 4 62.5 125 Cat.5: 100m 100 2.5GBASE-T 802.3bz-2016 2500 4 6.25 100 200 Cat.5e: 100m 100 5GBASE-T 802.3bz-2016 5000 4 6.25 200 400 Cat.6: 100m 250 10GBASE-T 802.3an-2006 10000 4 6.25 400 800 Cat.6A: 100mCat.6: 55m 500250 25GBASE-T 802.3bq-2016 25000 4 6.25 1000 2000 Cat.8: 30m 1600/2000 40GBASE-T 802.3bq-2016 40000 4 6.25 1600 3200 Cat.8: 30m 1600/2000 ^ 転送速度[Mbps] = レーン数 × スペクトル効率[bps/Hz] × 信号周波数[MHz] ^ 信号送受される物理的な伝送路の数。10BASE-T100BASE-TXではツイストペアのうち送信専用に1対、受信専用に1対使うため、これを送受1レーン分と扱う。1G上では、1対を1レーンとして送受両方使い、4対全てを使うため全体で4レーンとなる。 ^ 1周期分の信号が持つ実質的なデータ量(信号スペクトル効率)。符号化の際に増減するビット含めない。 ^ 信号振幅最短で1周期分の変動となったときの周波数(信号スペクトル帯域幅)。ケーブル帯域幅以内範囲収める必要がある。 ^ 1秒間出力信号数(シンボルレート)。10BASE-Tマンチェスター符号で1シンボル/Hz、100BASE-TXのMLT-3で4シンボル/Hz、1G上でPAMによる正負ピーク信号1周期になるため2シンボル/Hzとなる。 ^ Cat.5e以上推奨

※この「LAN規格」の解説は、「ツイストペアケーブル」の解説の一部です。
「LAN規格」を含む「ツイストペアケーブル」の記事については、「ツイストペアケーブル」の概要を参照ください。

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