JACES・薬師寺家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 00:48 UTC 版)
「薬師寺涼子の怪奇事件簿」の記事における「JACES・薬師寺家」の解説
マリアンヌ 声 - 佐藤聡美 パリにある涼子の別荘に勤めるメイド。黒髪に黒目、褐色肌の美少女で、銃器の扱いは天才的。 リュシエンヌ 声 - クリステル・チアリ パリにある涼子の別荘に勤めるメイド。栗色の髪に青緑色の目の美少女で、電子機器の扱いは天才的。 マリアンヌ・リュシエンヌは共に涼子を「ミレディ(女主人)」と呼び、崇拝している。また、泉田のことは涼子を崇拝する「同志」と見なしているらしい。第6作目『夜光曲』からは、2人とも来日して涼子のマンションでの同居生活を始めている。 涼しいヨーロッパで暮らしていたためか、夏季の間は軽井沢にある涼子の別荘で生活しており、「ミレディ」の招集に応じて現れる。共に格闘技の達人でもあり、素手でも充分すぎるほど強い。 薬師寺絹子(やくしじ きぬこ) 声 - 園崎未恵 涼子の姉。妹からは「お絹」と呼ばれる。和服が似合う美女で、着ている和服は人間国宝が図柄を描いた牛首紬の超高級品(帯だけでも1000万円以上する)。 普段はおっとりとしているが、涼子や泉田に気づかれずに現場に現れたり、簪で錠前を外したりと謎めいた面もある。また人間観察が趣味らしく、彼女なりの評価を書き記した“エンマ帳”をいつも携帯している。 幼少の時、落ち葉の中で眠っている涼子に気づかないまま落ち葉に火をつけ、危うく火傷させかけたことがあり、涼子はこのことを未だに根に持っている。 涼子の姉だがJACESに対する実権や株は所有していない。 薬師寺弘毅(やくしじ ひろき) 涼子と絹子の父親で、JACESのオーナー。「ニューヨークへ長期出張中」という設定のため本編には未登場。 涼子と同じく警視庁の元キャリア。由紀子の父親は警視庁の同期であり、室町家とは父娘2代に渡るライバル関係にある。 妻の死後は再婚せず、5人の愛人を囲っている(月曜から金曜までそれぞれ担当し、土日はフリー)。涼子によると「この世の非常識を粘土にして悪意という名の水で練り、地獄の釜で焼き上げた」存在らしい。
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