I GOTTA KICK START NOWとは? わかりやすく解説

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I GOTTA KICK START NOW

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/12 17:37 UTC 版)

VAMPS > I GOTTA KICK START NOW
「I GOTTA KICK START NOW」
VAMPSシングル
初出アルバム『VAMPS
A面 I GOTTA KICK START NOW
B面 TROUBLE
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル ロック
時間
レーベル VAMPROSE
作詞・作曲 HYDE
プロデュース VAMPS
チャート最高順位
  • オリコンチャート
    • 週間6位 (シングル)
    • 2009年度年間92位 (シングル)
    • 2009年度年間1位 (インディーズ)
    • 登場回数9回 (シングル)
  • Billboard JAPAN
    • 週間12位(Hot 100)
    • 週間6位(Top Singles Sales)
VAMPS シングル 年表
LOVE ADDICT
2008年
I GOTTA KICK START NOW
2009年
EVANESCENT
(2009年)
VAMPS 収録曲
DEEP RED
(8)
I GOTTA KICK START NOW
(9)
TIME GOES BY
(10)
ミュージックビデオ
VAMPS - I GOTTA KICK START NOW - YouTube
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I GOTTA KICK START NOW』(アイ・ガッタ・キック・スタート・ナウ)は、日本ロックユニットVAMPSの2枚目のシングル2009年3月13日発売。発売元は主宰レーベル、VAMPROSE

解説

前作「LOVE ADDICT」から約8ヶ月ぶりとなるシングル。

本作の表題曲「I GOTTA KICK START NOW」は、へヴィネスとポップさを兼ね備えた疾走感溢れる楽曲となっている。作詞・作曲を担当したHYDEはこの曲について「ある種の賑やかし[1]」と語っている。また、HYDEはこの曲の制作イメージについて「もうちょっとだけ世の中に歩み寄った曲にしたかったんだよね。あまりにも世間と離れすぎるのも良くないから。といっても「LOVE ADDICT」がポップじゃなかった、っていうことではないんだけど[2]」と述べている。さらに、K.A.Zはこの曲の印象について「疾走感、ワイルドな雰囲気、気持ちよく広がっていく感じ ――1曲の中にいろんな表情があって、それもすごくいいなって。楽曲の方向性を決め込みすぎちゃうと、生き生きした感じがなくなっちゃうので[2]」「ギターのフレーズも凄く王道な感じで。意外と一発のフレーズで王道な感覚をギターで鳴らすのは難しいんですよね[3]」「HYDEが弾いてる(ギター)フレーズを聴いた瞬間、ガツンとくるような衝撃があった[2]」と述べている。そしてK.A.Zは、アルバム『VAMPS』発売時に受けたインタビューの中で、この曲におけるHYDEの歌唱について「今まで聴いてきたHYDEの歌い方とはまた違う気もするんですよね。本人も今回(のアルバム『VAMPS』)は歌い方をいろいろ実験したと言ってたんですけど、これ、凄くいいと思います[3]」と述べている。余談だが、HYDEは当初、今回のシングル表題曲にバラードソングを据えるつもりだったという。HYDEは本作発売時に受けたインタビューの中で、この曲を表題曲に持ってきた経緯について「考えてみたら「LOVE ADDICT」からかなり時間が経ってるし、2009年最初のシングルでバラードはないだろうって。しかも、これからツアーに出て、アルバムがリリースされるっていうタイミングだし[2]」と述懐している。

カップリングには、イギリスの女性デュオ、シャンプーの楽曲「トラブル」のカバー音源が収録されている。ちなみにこのカバー音源は、VAMPSに対しCMへの出演および楽曲提供依頼があったことを受け、制作されることになったという。なお、音源のアレンジ作業は、K.A.Zを中心に進められており、4つ打ちのエレクトロ・サウンドを基本としたトラックになっている。K.A.Zはカバー音源のアレンジ作業を振り返り「単純にかっこいいと思うビート、かっこいいと思う音色を選んで、ループを組みました。歌を聴かせるというよりは、ビートで乗せていくっていう感覚[2]」と述べている。また、HYDEはカバーするにあたり、この曲を選んだ理由について「"15秒の中で、どれだけVAMPSのイメージを残せるか"ということを考えた[2]」「自分の好みで言うと、たぶんデペッシュ・モードなんかを選ぶと思うんだけど、そうすることで"お、かっけー!"って思う人って少ないと思うんだよね。だったら、みんなが知ってる曲をかっこよくやったほうが、インパクトがあるんじゃないかって。最初はマイケル・ジャクソンの曲がいいなって思ってたんだけど、許可を取るのに時間がかかりそうだったから、"じゃあ、shampooだ!"って[2]」と語っている。余談だが、この曲は表題曲と同様に、ミュージック・ビデオが制作されており、その映像は1stアルバム『VAMPS』の初回生産限定盤に付属するDVDに収録されている。

本作は、初回生産限定盤(CD+DVD)と通常盤(CD)の2形態でリリースされている。初回盤には表題曲のミュージック・ビデオとメイキング映像を収録したDVDが付属している。なお、本作は英語圏の多くの国で不吉な日とされている『13日の金曜日』に合わせ、2009年3月13日に発売されている。一般的にCDは、VAMPSの作品に限らずオリコン週間チャートの集計期間を考慮し、水曜日に発売されることが多いが、今回ホラーオカルト要素を好むHYDEのこだわりにより発売日がずらされている。余談だが、HYDEはソロ単独名義で発表した作品を集めたベストアルバム『HYDE』の発売告知に関しても、2009年2月13日(金曜日)に行った過去がある。なお、本作は2009年に発表されたオリコン年間インディーズシングルチャートにおいて、2年連続2度目の年間首位を獲得している。

収録曲

# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「I GOTTA KICK START NOW」 HYDE HYDE VAMPS
2. 「TROUBLE」 ASKEW CAROLINE ASKEW CAROLINE VAMPS

初回生産盤付属DVD

  1. I GOTTA KICK START NOW
    ディレクター:A.T.
  2. I GOTTA KICK START NOW -MAKING-

タイアップ

TROUBLE

参加ミュージシャン

I GOTTA KICK START NOW

収録アルバム

脚注

  1. ^ MUSICA』、p.33、株式会社FACT、2009年6月号
  2. ^ a b c d e f g "VAMPS特集「I GOTTA KICK START NOW」発売記念特集". WHAT'S IN WEB. 17 March 2009. 2022年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月28日閲覧
  3. ^ a b 『MUSICA』、p.65、株式会社FACT、2009年7月号

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