HttpPostedFile クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


HttpFileCollection クラスは、クライアントからファイル コレクションとしてアップロードされたすべてのファイルにアクセスできるようにします。HttpPostedFile クラスのプロパティとメソッドを使用すると、個別のファイルに関する情報を取得したり、ファイルの読み取りや保存を実行できます。
HtmlInputFile コントロールは、クライアントからファイルを選択およびアップロードするために使用できます。
ファイルは MIME multipart/form-data 形式でアップロードされます。既定では、フォーム フィールドやアップロードされたファイルを含めて、サイズが 256 KB を超えるすべての要求は、サーバーのメモリにではなくディスクにバッファされます。
要求の許容サイズの上限を指定するには、MaxRequestLength プロパティにアクセスするか、Machine.config ファイルまたは Web.config ファイルで httpRuntime 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) 要素の maxRequestLength 属性を設定します。既定は 4 MB です。
ファイル アップロードを含めて、1 要求についてサーバー メモリにバッファされるデータ量を指定するには、RequestLengthDiskThreshold プロパティにアクセスするか、Machine.config ファイルまたは Web.config ファイルで httpRuntime 要素 (ASP.NET 設定スキーマ) 要素の requestLengthDiskThreshold 属性を設定します。
MaxRequestLength プロパティと RequestLengthDiskThreshold プロパティを調整することで、サーバーのパフォーマンスを微調整できます。また、MaxRequestLength を設定して、サーバーに対する大量のファイルのポストによるサービス拒否攻撃を防ぐことも検討してください。
アップロード ファイルをバッファするために割り当てられるサーバー リソースは、要求が終了すると破棄されます。ファイルの永続コピーを保存するには、SaveAs メソッドを使用します。


System.Web.HttpPostedFile


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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