アルコール自動車競争の巻
(Gentlemen of Nerve から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 17:52 UTC 版)
アルコール自動車競争の巻 | |
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Gentlemen of Nerve | |
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監督 | チャールズ・チャップリン |
脚本 | チャールズ・チャップリン |
製作 | マック・セネット |
出演者 | チャールズ・チャップリン メーベル・ノーマンド チェスター・コンクリン マック・スウェイン フィリス・アレン エドガー・ケネディ アリス・ダヴェンポート |
撮影 | フランク・D・ウィリアムズ |
配給 | キーストン・フィルム・カンパニー |
公開 | 1914年10月29日 |
上映時間 | 16分 |
製作国 | ![]() |
言語 | サイレント映画 英語字幕 |
『アルコール自動車競争の巻』(アルコールじどうしゃきょうそうのまき、Gentlemen of Nerve)は、1914年公開の短編サイレント映画。キーストン社による製作で、主演・監督はチャールズ・チャップリン。1971年に映画研究家ウノ・アスプランドが制定したチャップリンのフィルモグラフィーの整理システムに基づけば、チャップリンの映画出演30作目にあたる[1][注 1]。別邦題は『鉄面皮な紳士』。「ヴェニスにおける子供自動車競争」と同じ実際のカーレースでのロケ作品である。
あらすじ
メーベルが愛人ウォルラス(コンクリン)とともに自動車レースに行くと、道楽者のチャーリーとアンブローズ(M・スウェイン)がチケットを買わずにフェンスの穴から入り込むが、その光景はすぐに警官に見つかる。貴賓席にいたご婦人(F・アレン)に色目を使うウォルラスを振り切ったメーベルは、チャーリーと自動車見物。やがて無銭入場をして騒ぎを起こしたアンブローズと無実のウォルラスが捕まり、チャーリーとメーベルはホクホク顔[2][3]。
作品
この作品は、チャップリンの伝記を著した映画史家のデイヴィッド・ロビンソンが指摘するところの、キーストン時代の後期に相当する『チャップリンの独身』から『アルコール先生原始時代の巻』の10作のうちの「即興が身の上の作品」に属する作品の一つにあたる[4]。
キャスト
- チャールズ・チャップリン - 自動車レースが好きな道楽者
- メーベル・ノーマンド - メーベル
- マック・スウェイン - アンブローズ
- チェスター・コンクリン - ウォルラス氏
- フィリス・アレン - レース会場のご婦人
- エドガー・ケネディ - 警官
- チャーリー・チェイス - レースの観客
- アリス・ダヴェンポート - ウェイトレス
ほか
脚注
注釈
出典
- ^ 大野 2007, p. 252.
- ^ Gentlemen of Nerve - IMDb(英語)
- ^ “30. Gentlemen of Nerve (1914)” (英語). BFI Homepage - Chaplin Home. 英国映画協会. 2022年10月14日閲覧。
- ^ ロビンソン 1993a, p. 166.
参考文献
- デイヴィッド・ロビンソン『チャップリン』 上、宮本高晴、高田恵子 訳、文藝春秋、1993年4月。ISBN 978-4-1634-7430-4。
- 大野裕之『チャップリン・未公開NGフィルムの全貌』日本放送出版協会、2007年3月。 ISBN 978-4-1408-1183-2。
外部リンク
- Gentlemen of Nerve - IMDb(英語)
- Charlie Chaplin's "Charlott Mabel Aux Courses" aka Gentlemen of Nerve - インターネット・アーカイブ(BGM有り。やや不鮮明)
- Gentlemen of Nerve - YouTube - BGM有り
「Gentlemen of Nerve」の例文・使い方・用例・文例
- 拝啓, 謹啓 《会社・団体などにあてた場合; 米国では通例 Gentlemen を用いる》.
- Microsoftがβ版をランチするのは「NetShow streaming server」で動画や音声をオンデマンドで提供する。
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 an admiral of the fleet 海軍元帥.
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- =《口語》 These kind of stamps are rare. この種の[こういう]切手は珍しい.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- は of の誤植です.
- を off と誤植する.
- あいまい母音 《about, sofa などの /ə/》.
- 副詞的小詞 《on, in, out, over, off など》.
- 迂言的属格 《語尾変化によらず前置詞によって示す属格; たとえば Caesar's の代わりの of Caesar など》.
- çon of garlic [humor]. それにはガーリック[ユーモア]がちょっぴり必要だ.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Speaker of the House of Commons 下院議長.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
- 初めて読んだ英文小説は“The Vicar of Wakefield”
- (違法罪―a sin of commission―に対する)怠惰罪
- 『each』、『every』、『either』、『neither』、『none』が分配的、つまり集団の中の1つのものを指すのに対し、『which of the men』の『which』は分離的である
- 『hot off the press(最新情報)』は『hot(最新の)』の拡張感覚を示している
- 『Each made a list of the books that had influenced him』における制限節は、リストに載った本を制限節で定義された特定の本だけに制限する
- 臨床的鬱病を治療するのに用いられる三環系抗鬱薬(商品名ImavateとTofranil)
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