チャップリンの移民とは? わかりやすく解説

チャップリンの移民

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 14:35 UTC 版)

チャップリンの移民
The Immigrant
監督 チャーリー・チャップリン
脚本 チャーリー・チャップリン
製作 チャーリー・チャップリン
撮影 ローランド・トザロー
配給 ミューチュアル・フィルム・コーポレーション英語版
公開 1917年6月17日
上映時間 25分
製作国 アメリカ合衆国
言語 サイレント映画
英語字幕
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チャップリンの移民』(The Immigrant)は、チャーリー・チャップリン監督、主演のミューチュアル社英語版における11作目のサイレント映画1917年の公開。共演はエリック・キャンベルエドナ・パーヴァイアンスヘンリー・バーグマンアルバート・オースチン他。チャップリンの未公開映像を紹介したテレビ・ドキュメンタリー知られざるチャップリン』(Unknown Chaplin)によれば、当初はパリのカルティエ・ラタンにあるカフェを舞台にする構想で、公開された版の後半部にあたるカフェの場面が先に撮影されたが、後に場所をアメリカに変更して、カフェにいる放浪者(チャップリン)がヨーロッパからの移住者であるという設定が付け加えられた(#外部リンク」 「Unknown Chaplin “Episode 1 My Happiest Years”」参照)。

チャーリーが移民管理官の尻を蹴る場面は、1952年、チャップリンがマッカーシー赤狩りにより、アメリカ合衆国を追われた際に、彼の反米的な思想の証拠とされた。

本作は、1998年アメリカ議会図書館によりアメリカ国立フィルム登録簿に、「文化的、芸術的、歴史的に重要である」として登録され、永久に保存される映画となった[1]

キャスト

日本語吹替

俳優 日本語吹替
チャールズ・チャップリン 平田広明
エドナ・パーヴァイアンス 宮澤はるな
(ナレーター) 近石真介
この作品はサイレント映画だが、チャップリンのデビュー100周年を記念し、日本チャップリン協会監修のもと、日本語吹替が製作された[3]

脚注

  1. ^ Chaplin’s The Immigrant” (英語). Elbow Music (2020年9月24日). 2024年12月29日閲覧。 “The film went on to become one of Chaplin’s most popular films, and his only short film selected by the Library of Congress in 1998 for preservation in the US National Film Registry as being ‘culturally, historically, or aesthetically significant’”
  2. ^ 吹替で蘇る!チャップリン笑劇場”. STAR CHANNEL. 2014年11月1日閲覧。
  3. ^ チャップリンの移民”. STAR CHANNEL. 2014年11月1日閲覧。

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