GSOMIA
別名:軍事情報包括保護協定、Generel Security of Military Information Agreement
国家間で軍事上の機密情報を提供し合い、共有し、また他国への漏洩を防ぐことを目的として締結される二国間協定。
一般的には、GSOMIAというと米国が相手国との間で締結した協定を指すことが多い。日本と米国も2007年に日米軍事情報保護協定を締結している。
米国を含まない二国間で結ばれる同様の協定もGSOMIAと呼ばれる。たとえば日本と韓国の間で2012年から軍事情報保護協定を結ぶ動きが起こっているが、これもGSOMIAと呼ばれる。
日本は2012年5月8日に、田中直紀防衛大臣が韓国とGSOMIAを締結する方針を公表した。しかしながら日韓GSOMIAの締結は難航気味となっており、2014年5月にはシャングリラ対話に合わせて開かれる予定であった調整のための会談が流れる(見送られる)などしている。
関連サイト:
日韓軍事情報協定を締結へ 田中防衛相が方針示す - MSN産経ニュース 2012年5月8日
軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の比較分析 - 福好昌治
ジーソミア【GSOMIA】
軍事情報包括保護協定
(GSOMIA から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 18:44 UTC 版)
軍事情報に関する包括的保全協定(ぐんじじょうほうにかんするほうかつてきほぜんきょうてい、英語: General Security of Military Information Agreement, GSOMIA、ジーソミア)とは、同盟など親しい関係にある2国あるいは複数国間で秘密軍事情報を提供し合う際、第三国への漏洩を防ぐために結ぶ協定。
- ^ a b c d e f g h i j k l “軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の比較分析”. 国立国会図書館. 2020年1月9日閲覧。
- ^ 情報及び資料の保護に関する日本国政府と北大西洋条約機構との間の協定 (外務省)
- ^ 日仏情報保護協定の署名・締結 (外務省)
- ^ 日豪情報保護協定の署名 (外務省)
- ^ 日英間の防衛装備品等の共同開発等に係る枠組み及び情報保護協定の署名(外務省)
- ^ 日印防衛装備品・技術移転協定及び日印秘密軍事情報保護協定の署名 (外務省)
- ^ 日伊情報保護協定の署名(外務省)
- ^ “GSOMIA破棄 韓国側から通告 外務省” (日本語). NHKNewsWeb (NHK). (2019年8月23日). オリジナルの2019年11月22日時点におけるアーカイブ。 2019年8月23日閲覧。
- ^ “GSOMIA「協定終了を停止」韓国政府が日本政府に伝える” (日本語). NHKNEWSWEB (NHK). (2019年11月22日). オリジナルの2019年11月22日時点におけるアーカイブ。 2019年11月22日閲覧。
- ^ 최새일 (2019年11月22日). “韓国大統領府「GSOMIA終了通告」効力停止=WTO提訴手続き中止”. 聯合ニュース. 2019年11月22日閲覧。
- ^ 日独情報保護協定の署名(外務省)
- 1 軍事情報包括保護協定とは
- 2 軍事情報包括保護協定の概要
- 3 外部リンク
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