Flash Player 11.2
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「Adobe Flash」の記事における「Flash Player 11.2」の解説
2012年3月27日公開。以下の機能を追加。対応するAdobe AIRは3.2。SWFバージョン15。 マルチスレッド ビデオデコード (Windows, OS X, Linux)幾つかのエンコーディング、典型的にはライブストリームやリアルタイムインタラクティブで時々見られたジッターを除去。 幾つかのプラットフォームでビットレートの高いコンテンツで、ドロップされるフレームを減らすことにより、フレームレートを最大50%改善。 フレームシークを正確にした。 解像度が高かったり、ビットレートの高いコンテンツをデコードしても、メインUIスレッドを止めないようにした。 HTTPストリーミングで、シークの反応性が良くなり、シーク後により素早く再生できるようにした。 Flash Playerバックグラウンドアップデート(Windowsのみ) - 「可能な場合にアップデートを自動的にインストールする (推奨)」を選択した場合、何も通知せずに自動的にバージョンアップするようになる フルスクリーンモードでのマウスロック、相対マウス座標(モバイルのAdobe AIRは対応しない) 右クリック・中クリック(Adobe AIRだけでなく、Flash Playerも対応) Flash Player 11.1までは、Windowsでビデオカードのデバイスドライバの日付が、2009年1月1日よりも前の場合は、wmode="direct" の時でも、ソフトウェアレンダリングを使用していたが、その判定日時を2008年1月1日に切り替えた。 ウェブブラウザでタブが背後に隠れたり、最小化したときに、ThrottleEventを生成。 SWFバージョン13以降を指定した場合、高速なメモリ操作のオペコードが無効になり、2008年版の古い方のAdobe Alchemy 1、haXeのflash.Memory、ApparatのMemoryExpansionなどが動作しなくなった。同時に新しいAdobe Alchemy 2とStage3Dを併用する場合は別途課金をすることが発表された。
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