FinePix XPシリーズ
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「富士フイルムのデジタルカメラ製品一覧」の記事における「FinePix XPシリーズ」の解説
2010年に登場した新シリーズ。防水・防塵・耐寒・耐衝撃機能を備えている。世界的な需要があるため、Xシリーズが主力となった2013年以降も商品展開が継続されている。 FinePix XP10(2010年3月13日発売) - FinePix Z33WP後継。同機種の防塵・防滴に加え、1mの耐落下衝撃や-10度までの耐寒性能、720pのHD動画記録、「MyFinePix Studio」連携自動アップロード機能を追加。 FinePix XP30(2011年3月12日発売) - XP10の後継。XP10と比べて、防水は5m防水に、耐落下衝撃は1.5mに強化された。-10度の耐寒、防塵性能も備える。XPシリーズで初めてCCDシフト式手ブレ補正機構も搭載。同時発表のF550EXR同様、GPS機能も搭載した。 FinePix XP150(2012年2月11日発売) - XP30の後継。液晶の輝度がXP30に比べて倍になった。搭載されているGPS機能はトラックデータの記録にも対応し電子コンパスが搭載された。フルハイビジョン動画撮影にも対応する。 FinePix XP50(2012年6月9日発売) - XP150の兄弟機で下位機種。防水・耐落下衝撃・耐寒・防塵性能性能はXP30と同じになっている。フルハイビジョン動画撮影やCMOSシフト式手ブレ補正機構も搭載する。 FinePix XP60 (2013年1月26日発売) - XP50の後継。保護規格がIP68になり、水深6mまでの防水、1.5mからの耐衝撃性能、-10度までの耐寒、防塵に対応した。動画撮影もハイビジョンの60フレーム/秒に対応した。超解像併用で最大10倍相当までの撮影が可能。 FinePix XP70(2014年2月22日発売) - XP60の後継。防水性能が、XP60に比べ水深10mと向上した。新たに、アクションカメラモードを搭載し、別売のアクションカメラレンズとの組み合わせで35mm判換算18mm相当での撮影が可能になる。 FinePix XP80(2015年2月26日発売) - XP70の後継。XP70と比べて、耐衝撃が1.75m、防水は15m、耐寒は-10度と強化されている。また、内蔵のWiFiは「FUJIFILM Camera Application」によるリモート撮影にも対応した。 FinePix XP90(2016年3月中旬→2016年2月18日発売) - XP80の後継。 防水・耐衝撃構造・耐寒・防塵性能はXP80と同じだが、液晶モニターが3型になり、設定した時間間隔で、任意の回数の自動撮影ができる「インターバルタイマー撮影」機能と同機能で撮影した画像をカメラ内で自動的に動画に変換する「タイムラプス動画」機能が搭載された。当初は2016年3月の発売予定だったが、市場からの反応が良好だったため販売日程を前倒しした。 FinePix XP120(2017年2月2日発売) - XP90の後継。防水機能が15mから20mへと強化。最大5秒間の動画を撮影し、指定したところだけを動かす「シネマグラフ」機能を新搭載。 FinePix XP130(2018年2月15日発売) - XP120の後継。新規にBluetooth low energyを搭載。最大撮影枚数が240枚に増加している。防水・防塵・耐衝撃性能はXP120と同様。 FinePix XP140(2019年3月20日発売) - XP130の後継で、シリーズで初めて4K撮影が可能になった。また、XP130と比べ撮影可能水深は20mから25mへ、耐衝撃高度も1.75mから1.8mへと引き上げられた。撮影感度の上限を一段分向上しISO12800の高感度撮影も可能になっている。
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