DOHC・ツインターボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 20:30 UTC 版)
「三菱・6G7型エンジン」の記事における「DOHC・ツインターボ」の解説
1990年、三菱・GTOと共に登場。インタークーラー付きのツインターボエンジンは当時の国内自主規制値上限の280 PS、北米仕様は320 PSを発揮。日本国内ではGTOの売り上げが車重の重さがネックとなり伸び悩んだ事もあり、日産・RB26DETTやVG30DETT、トヨタ・2JZ-GTE等の他社の強力なライバル、そして何よりも自社の三菱・ランサーエボリューションの三菱・4G63の陰に隠れがちで、極めて強力な性能を発揮するエンジンでありながらも、市場での存在感は今ひとつぱっとしないものであった。 2008年にロシアのコーチビルダーであるE-GO社がE-GO revoltなるスーパーカー計画を発表。GTOのプラットフォームをベースに開発され、搭載される6G72ツインターボエンジンは550 PSを発揮する予定であるという。 エンジン形式 V型6気筒 DOHC 24バルブ (吸気2、排気2)、インタークーラー付きツインターボ 圧縮比 8.0:1 燃料装置 ECI-MULTI 過給器 三菱重工業製TD-04×2 最大出力 280 PS (210 kW) / 6,000 rpm (日本) 239 kW (321 hp) / 6,000 rpm (北米) 最大トルク 42.5 kg⋅m (417 N⋅m; 307 lb⋅ft) / 2,500 rpm (日本前期) 43.5 kg⋅m (427 N⋅m; 315 lb⋅ft) / 2,500 rpm (日本後期)
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