D-D反応とは? わかりやすく解説

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D-D反応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:39 UTC 版)

核融合炉」の記事における「D-D反応」の解説

D + D → T + p {\displaystyle {\rm {D+D\to T+{\it {p}}}}} D + D → 3 H e + n {\displaystyle {\rm {D+D\to {}^{3}He+{\it {n}}}}} 自然界でも原始星起きている反応一つである。地球上の水全体の中での存在割合は、軽水素が99.985 %、重水素比率としては0.015 %と僅かではあるが自然界普通に存在し主な水素存在形態である自体自然界無尽蔵に近いほど存在するため、重水素もほぼ無尽蔵に得られる核融合炉として使用する場合資源入手性が非常に良いが、D-T反応10厳し反応条件達成する必要がある。D-D反応で生ずトリチウムヘリウム3その場燃焼させる触媒式D-D反応が検討されている。D-D反応を用いた核融合炉実用化されれば、「プラズマ電気」という直接的なエネルギー変換可能なMHD発電期待できる。なお、JT-60を含む多く核融合開発目的とした実験装置において、重水素を使う実験が行われている結果、この反応起きている。もちろん、投入エネルギー回収出来る程ではない。

※この「D-D反応」の解説は、「核融合炉」の解説の一部です。
「D-D反応」を含む「核融合炉」の記事については、「核融合炉」の概要を参照ください。

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