CHANCE! (UVERworldの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/21 18:22 UTC 版)
「CHANCE!」 | ||||
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UVERworld の シングル | ||||
初出アルバム『Timeless』 | ||||
B面 | PRIME SHINE |
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リリース | ||||
規格 | CDシングル | |||
ジャンル | J-POP ロック |
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時間 | ||||
レーベル | gr8!records | |||
作詞・作曲 | TAKUYA∞ | |||
プロデュース | UVERworld 中山千恵子[1] 平出悟 |
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ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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UVERworld シングル 年表 | ||||
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「CHANCE!」(チャンス)は、日本のロック・バンドであるUVERworldの楽曲。2005年10月26日にgr8!recordsから2枚目のシングルとして発売された。楽曲はPlayStation Portable用ゲームソフト『BLEACH 〜ヒート・ザ・ソウル2〜』のCMソングおよびオープニングテーマに起用された[2]。発売後の2006年には、フジテレビ系ドラマ『ダンドリ娘』のエンディングテーマとしても起用された[3]。
オリコンチャートでは5位を記録し、デビューシングル「D-tecnoLife」に続き2作連続でトップ5入りした[4]。
制作
表題曲の「CHANCE!」は、本シングル発売の約1年半前に、メジャーデビュー前の時期に制作された楽曲であり、当初はシングルを意識せず、ライブで演奏したい曲として作られた[5]。前作「D-tecnoLife」よりもポップな楽曲であるが、ボーカルのTAKUYA∞は意図的ではなく「自然にできた」と述べている[5]。メンバーが気に入っていたことからシングルに選ばれることとなった[5]。歌詞についてTAKUYA∞は、インディーズ時代にメジャーデビューを目指して曲作りに没頭していた経験から生まれたものであり、「自分に対する応援歌かもしれない」と語っている[5]。
「CHANCE!」はインディーズ時代に自主制作レコーディングされた「CHANCE!04」を原型とする楽曲であり[6]、シングル化に際して歌詞が書き換えられた[7]。「CHANCE!04」はメジャーデビューのきっかけとされる楽曲でもあり、後年発売のシングル「I LOVE THE WORLD」には当時の音源がそのまま収録されている[6]。
評価
CDジャーナルWEBは、本作を「四つ打ち、ヘヴィ・ロック、ラップ、せつないメロディなどをあっけらかんとミックスして照れがない。新世代ですね。」と評している[8]。梅沢直幸はORICON STYLEにおいて、本作を「圧倒的ポップ&ポジティブ感で包み込まれたセカンド・シングル」と形容している[5]。『ロッキング・オン』の編集者・小川智宏は、「彼らがブレることなく走り続けている、その原点にして基準のような曲だ」と評している[7]。
収録内容
全作詞: TAKUYA∞、全編曲: UVERworld & 平出悟。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
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1. | 「CHANCE!」 | TAKUYA∞ | |
2. | 「PRIME」 | 克哉 & TAKUYA∞ | |
3. | 「SHINE」 | TAKUYA∞ | |
4. | 「CHANCE!」(GAME SIZE) | ||
合計時間:
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参加ミュージシャン
- UVERworld
収録アルバム
タイトル | アルバム | 発売日 | 備考 |
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CHANCE! | 『Timeless』 | 2006年2月15日 | 1stスタジオ・アルバム |
『Neo SOUND BEST』 | 2009年12月9日 | 1stベスト・アルバム Re-Sing ver.として収録 |
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『ALL TIME BEST』 | 2018年7月18日 | 2ndベスト・アルバム |
脚注
- ^ “CHANCE!”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2025年9月21日閲覧。
- ^ “CHANCE!”. ORICON NEWS. oricon ME. 2025年9月21日閲覧。
- ^ “TV ダンドリ娘 (2006)”. allcinema. スティングレイ. 2025年9月21日閲覧。
- ^ “UVERworld、05年デビューの新人初!デビュー作から連続TOP5入り!”. ORICON NEWS. oricon ME (2005年11月1日). 2025年9月20日閲覧。
- ^ a b c d e 梅沢直幸 (2005年10月26日). “ジャンル分け無用なUVERworldサウンドの真相に迫る!”. ORICON STYLE. オリコンDD. 2005年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月20日閲覧。
- ^ a b “UVERworld「インディーズ当時、ぜんぜん曲ができない時期があった」”. BARKS. BARKS (2015年8月26日). 2025年6月24日閲覧。
- ^ a b 小川智宏 (2022年1月18日). “【10リスト】UVERworld、一生聴き続けられる名曲10はこれだ! (2019/12/06) 邦楽ニュース”. rockinon.com. ロッキング・オン. 2025年9月21日閲覧。
- ^ “UVERworld / CHANCE!”. CDジャーナルWEB. シーディージャーナル. 2025年9月21日閲覧。
外部リンク
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