AppDomain.ExecuteAssemblyByName

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

AppDomain.ExecuteAssemblyByName メソッド (String, Evidence)

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

表示名を指定し、指定された証拠を使用してアセンブリを実行します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function ExecuteAssemblyByName ( _
    assemblyName As String, _
    assemblySecurity As Evidence _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AppDomain
Dim assemblyName As String
Dim assemblySecurity As Evidence
Dim returnValue As Integer

returnValue = instance.ExecuteAssemblyByName(assemblyName, assemblySecurity)

C#

public int ExecuteAssemblyByName (
    string assemblyName,
    Evidence assemblySecurity
)

C++

public:
int ExecuteAssemblyByName (
    String^ assemblyName, 
    Evidence^ assemblySecurity
)

J#

public int ExecuteAssemblyByName (
    String assemblyName, 
    Evidence assemblySecurity
)

JScript

public function ExecuteAssemblyByName (
    assemblyName : String, 
    assemblySecurity : Evidence
) : int

パラメータ

assemblyName

アセンブリの表示名。詳細については、Assembly.FullName のトピックを参照してください。

assemblySecurity

アセンブリを読み込むために必要な証拠。

戻り値
アセンブリのエントリ ポイントが返す値。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	assemblyName が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
FileNotFoundException	assemblyName で指定されたアセンブリが見つかりません。
FileLoadException	assemblyName で指定されたアセンブリは見つかりましたが、読み込むことができませんでした。
BadImageFormatException	assemblyName で指定されたアセンブリが有効なアセンブリではありません。
AppDomainUnloadedException	操作が、アンロードされたアプリケーション ドメインで試行されています。

解説

ExecuteAssemblyByName メソッドは、ExecuteAssembly メソッドと同様の機能を提供します。ただし、前者はアセンブリを表示名または AssemblyName で指定するのに対し、後者はファイルの場所で指定します。

アセンブリは、.NET Framework ヘッダーに指定されているエントリ ポイントで実行を開始します。

ExecuteAssemblyByName メソッドは、新しいプロセスの生成、新しいアプリケーション ドメインの作成、および新しいスレッドでのエントリ ポイント メソッドの実行は行いません。

メモ
Evidence パラメータ付きで ExecuteAssemblyByName メソッドを使用した場合は、証拠がマージされます。ExecuteAssemblyByName メソッドの引数として提供された証拠は、ローダーによって提供された証拠の代わりとして使用されます。

.NET Framework のセキュリティ

• FileIOPermission  (ファイルまたはディレクトリから読み取るためのアクセス許可、パス自体の情報に対するアクセス許可、および表示名をパスにリダイレクトするためのアクセス許可)。FileIOPermissionAccess.Read、FileIOPermissionAccess.PathDiscovery (関連する列挙体)
• SecurityPermission  (証拠が指定されたアセンブリを読み込むために必要なアクセス許可)。SecurityPermissionFlag.ControlEvidence (関連する列挙体)
• WebPermission  (表示名を URL にリダイレクトする際、Web サイトにアクセスするためのアクセス許可)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AppDomain クラス
AppDomain メンバ
System 名前空間
Evidence

AppDomain.ExecuteAssemblyByName メソッド (String, Evidence, String[])

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

表示名を指定し、指定された証拠および引数を使用してアセンブリを実行します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function ExecuteAssemblyByName ( _
    assemblyName As String, _
    assemblySecurity As Evidence, _
    ParamArray args As String()
 _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AppDomain
Dim assemblyName As String
Dim assemblySecurity As Evidence
Dim args As String()
Dim returnValue As Integer

returnValue = instance.ExecuteAssemblyByName(assemblyName, assemblySecurity, args)

C#

public int ExecuteAssemblyByName (
    string assemblyName,
    Evidence assemblySecurity,
    params string[] args
)

C++

public:
int ExecuteAssemblyByName (
    String^ assemblyName, 
    Evidence^ assemblySecurity, 
    ... array<String^>^ args
)

J#

public int ExecuteAssemblyByName (
    String assemblyName, 
    Evidence assemblySecurity, 
    String[] args
)

JScript

public function ExecuteAssemblyByName (
    assemblyName : String, 
    assemblySecurity : Evidence, 
    ... args : String[]
) : int

パラメータ

assemblyName

アセンブリの表示名。詳細については、Assembly.FullName のトピックを参照してください。

assemblySecurity

アセンブリを読み込むために必要な証拠。

args

プロセスを起動するときに渡すコマンド ライン引数。

戻り値
アセンブリのエントリ ポイントが返す値。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	assemblyName が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
FileNotFoundException	assemblyName で指定されたアセンブリが見つかりません。
FileLoadException	assemblyName で指定されたアセンブリは見つかりましたが、読み込むことができませんでした。
BadImageFormatException	assemblyName で指定されたアセンブリが有効なアセンブリではありません。
AppDomainUnloadedException	操作が、アンロードされたアプリケーション ドメインで試行されています。

解説

ExecuteAssemblyByName メソッドは、ExecuteAssembly メソッドと同様の機能を提供します。ただし、前者はアセンブリを表示名または AssemblyName で指定するのに対し、後者はファイルの場所で指定します。

アセンブリは、.NET Framework ヘッダーに指定されているエントリ ポイントで実行を開始します。

このメソッドでは、新しいプロセスやアプリケーション ドメインは作成しません。また、新しいスレッドでのエントリ ポイント メソッドも実行しません。

メモ
Evidence パラメータ付きで ExecuteAssemblyByName メソッドを使用した場合は、証拠がマージされます。ExecuteAssemblyByName メソッドの引数として提供された証拠は、ローダーによって提供された証拠の代わりとして使用されます。

.NET Framework のセキュリティ

• FileIOPermission  (ファイルまたはディレクトリから読み取るためのアクセス許可、パス自体の情報に対するアクセス許可、および表示名をパスにリダイレクトするためのアクセス許可)。FileIOPermissionAccess.Read、FileIOPermissionAccess.PathDiscovery (関連する列挙体)
• SecurityPermission  (証拠が指定されたアセンブリを読み込むために必要なアクセス許可)。SecurityPermissionFlag.ControlEvidence (関連する列挙体)
• WebPermission  (表示名を URL にリダイレクトする際、Web サイトにアクセスするためのアクセス許可)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AppDomain クラス
AppDomain メンバ
System 名前空間
Evidence

AppDomain.ExecuteAssemblyByName メソッド (String)

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

表示名を指定してアセンブリを実行します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function ExecuteAssemblyByName ( _
    assemblyName As String _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AppDomain
Dim assemblyName As String
Dim returnValue As Integer

returnValue = instance.ExecuteAssemblyByName(assemblyName)

C#

public int ExecuteAssemblyByName (
    string assemblyName
)

C++

public:
int ExecuteAssemblyByName (
    String^ assemblyName
)

J#

public int ExecuteAssemblyByName (
    String assemblyName
)

JScript

public function ExecuteAssemblyByName (
    assemblyName : String
) : int

パラメータ

assemblyName

アセンブリの表示名。詳細については、Assembly.FullName のトピックを参照してください。

戻り値
アセンブリのエントリ ポイントが返す値。

例外

例外の種類	条件
ArgumentNullException	assemblyName が null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
FileNotFoundException	assemblyName で指定されたアセンブリが見つかりません。
BadImageFormatException	assemblyName で指定されたアセンブリが有効なアセンブリではありません。
AppDomainUnloadedException	操作が、アンロードされたアプリケーション ドメインで試行されています。
FileLoadException	assemblyName で指定されたアセンブリは見つかりましたが、読み込むことができませんでした。

解説

ExecuteAssemblyByName メソッドは、ExecuteAssembly メソッドと同様の機能を提供します。ただし、前者はアセンブリを表示名または AssemblyName で指定するのに対し、後者はファイルの場所で指定します。

アセンブリは、.NET Framework ヘッダーに指定されているエントリ ポイントで実行を開始します。

このメソッドでは、新しいプロセスやアプリケーション ドメインは作成しません。また、新しいスレッドでのエントリ ポイント メソッドも実行しません。

読み込んで実行する AppDomain を作成するには、CreateDomain メソッドを使用します。

.NET Framework のセキュリティ

• FileIOPermission  (ファイルまたはディレクトリから読み取るためのアクセス許可、パス自体の情報に対するアクセス許可、および表示名をパスにリダイレクトするためのアクセス許可)。FileIOPermissionAccess.Read、FileIOPermissionAccess.PathDiscovery (関連する列挙体)
• WebPermission  (表示名を URL にリダイレクトする際、Web サイトにアクセスするためのアクセス許可)

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AppDomain クラス
AppDomain メンバ
System 名前空間
AssemblyName
Load

AppDomain.ExecuteAssemblyByName メソッド (AssemblyName, Evidence, String[])

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定された証拠および引数で、AssemblyName に指定されたアセンブリを実行します。

名前空間: System
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Function ExecuteAssemblyByName ( _
    assemblyName As AssemblyName, _
    assemblySecurity As Evidence, _
    ParamArray args As String()
 _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As AppDomain
Dim assemblyName As AssemblyName
Dim assemblySecurity As Evidence
Dim args As String()
Dim returnValue As Integer

returnValue = instance.ExecuteAssemblyByName(assemblyName, assemblySecurity, args)

C#

public int ExecuteAssemblyByName (
    AssemblyName assemblyName,
    Evidence assemblySecurity,
    params string[] args
)

C++

public:
int ExecuteAssemblyByName (
    AssemblyName^ assemblyName, 
    Evidence^ assemblySecurity, 
    ... array<String^>^ args
)

J#

public int ExecuteAssemblyByName (
    AssemblyName assemblyName, 
    Evidence assemblySecurity, 
    String[] args
)

JScript

public function ExecuteAssemblyByName (
    assemblyName : AssemblyName, 
    assemblySecurity : Evidence, 
    ... args : String[]
) : int

パラメータ

assemblyName

アセンブリの名前を表す AssemblyName オブジェクト。

assemblySecurity

アセンブリを読み込むために必要な証拠。

args

プロセスを起動するときに渡すコマンド ライン引数。

戻り値
アセンブリのエントリ ポイントが返す値。

例外

例外の種類	条件
FileNotFoundException	assemblyName で指定されたアセンブリが見つかりません。
FileLoadException	assemblyName で指定されたアセンブリは見つかりましたが、読み込むことができませんでした。
BadImageFormatException	assemblyName で指定されたアセンブリが有効なアセンブリではありません。
AppDomainUnloadedException	操作が、アンロードされたアプリケーション ドメインで試行されています。

解説

ExecuteAssemblyByName メソッドは、ExecuteAssembly メソッドと同様の機能を提供します。ただし、前者はアセンブリを表示名または AssemblyName で指定するのに対し、後者はファイルの場所で指定します。

アセンブリは、.NET Framework ヘッダーに指定されているエントリ ポイントで実行を開始します。

このメソッドでは、新しいプロセスやアプリケーション ドメインは作成しません。また、新しいスレッドでのエントリ ポイント メソッドも実行しません。

メモ
Evidence パラメータ付きで ExecuteAssemblyByName メソッドを使用した場合は、証拠がマージされます。ExecuteAssemblyByName メソッドの引数として提供された証拠は、ローダーによって提供された証拠の代わりとして使用されます。

.NET Framework のセキュリティ

• FileIOPermission  (ファイルまたはディレクトリから読み取るためのアクセス許可、パス自体の情報に対するアクセス許可、および表示名をパスにリダイレクトするためのアクセス許可)。FileIOPermissionAccess.Read、FileIOPermissionAccess.PathDiscovery (関連する列挙体)
• SecurityPermission  (証拠が指定されたアセンブリを読み込むために必要なアクセス許可)。SecurityPermissionFlag.ControlEvidence (関連する列挙体)
• WebPermission  (表示名を URL にリダイレクトする際、Web サイトにアクセスするためのアクセス許可)。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
AppDomain クラス
AppDomain メンバ
System 名前空間
Evidence

AppDomain.ExecuteAssemblyByName メソッド

アセンブリを実行します。
オーバーロードの一覧

名前	説明
AppDomain.ExecuteAssemblyByName (String)	表示名を指定してアセンブリを実行します。
AppDomain.ExecuteAssemblyByName (String, Evidence)	表示名を指定し、指定された証拠を使用してアセンブリを実行します。
AppDomain.ExecuteAssemblyByName (AssemblyName, Evidence, String[])	指定された証拠および引数で、AssemblyName に指定されたアセンブリを実行します。
AppDomain.ExecuteAssemblyByName (String, Evidence, String[])	表示名を指定し、指定された証拠および引数を使用してアセンブリを実行します。

参照

関連項目

AppDomain クラス
AppDomain メンバ
System 名前空間
AssemblyName
Load