ASTMインターナショナル
ASTMインターナショナル (ASTM International) は、世界最大・民間・非営利の国際標準化・規格設定機関。工業規格のASTM規格を設定・発行している。
旧称は米国材料試験協会 (American Society for Testing and Materials)。2001年、ASTM規格が国際化したことを反映し改名した。
1898年に鉄道産業の発展に伴い、レールを製造するための鋼の規格をCharles Benjamin Dudleyらが制定したのに始まる。本部はフィラデルフィア近郊のペンシルベニア州ウェストコンショホッケン。
主に工業材料規格と試験法規格からなっている。
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
ASTM規格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 08:59 UTC 版)
「コールターカウンター」の記事における「ASTM規格」の解説
ASTM規格には様々なものが作成されている。その多様性を説明するために、コールター原理(「電気的検知帯」と呼ばれる場合もある)を利用したいくつかのASTM規格を以下に列挙する。 試験方法C690-86(1997)「電気感知帯技術によるアルミナまたは石英の粒度分布の標準試験方法」 試験方法E1772-95「電気的検知ゾーン法によるクロマトグラフィー媒体の粒度分布の標準試験方法」 試験方法F751-83(1997)「広範囲乾式トナーの粒度測定のための標準試験方法」 試験方法F577-83(1997)「乾式トナーの粒径測定のための標準試験方法」 試験方法D4438-85(1997)「電子計数による触媒材料の粒度分布の標準試験方法」 技術D3451-92「ポリマー試験のための標準技術」 試験方法F662-86(1992)e1「電気抵抗式粒子計数器を用いたフィルター評価のためのバッチサンプル中の粒子数および粒度分布の測定のための標準試験方法」 規格C757-90(1996)「核グレードの二酸化プルトニウム粉末の標準規格、焼結性」 さらに、国際標準化機構(ISO)ガイドライン文書の1つがコールター原理に基づいて作成されている。 国際規格 ISO 13319「粒度分布の測定 - 電気的検知帯法」参照番号ISO 13319:2000(E)First edition 2000-04-01 なお、上記のISO13319をもとに、日本工業規格(JIS)では以下の規格が定められている。 JIS Z8832:2010「粒子径分布測定方法−電気的検知帯法」
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