AIR SILKY
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「ELE-TOPIA」の記事における「AIR SILKY」の解説
この番組の1つのコーナーとして放送されたこともある「AIR SILKY」であるが、そもそもはナビゲーターである木本和久が「ゆっくりと音楽を楽しむ」クラブイヴェント「SILKY」をスタートさせたことがきっかけであった。このイヴェントではいわゆるクラブ系の「踊れる音楽」を流すのではなく、あらゆる音楽からゆったりとした曲を選曲して流して客に楽しんでもらう形式であった。 その後木本和久が、主に福岡県内で活躍する写真家木寺一路と出逢ったことにより、音楽と写真の融合を目指した企画となっていく。 そんな中、2002年7月1日にCROSS FMの毎週月曜日24:00〜25:00に放送されていた「Litaのねんねこね」が終了したため、この時間帯の枠に空きが生じる。そこで木本和久は「SILKY」のラジオ版として「AIR SILKY」を企画、木寺一路が撮った写真を編集加工したものをウェブ上にアップロードし、聴取者はその映像を見ながら木本和久が作成したアンビエント系のノンストップミックスを聴いて楽しむという、ラジオとインターネットを融合させたスタイルでの放送を行った。当初は同年7月8日1回限りの企画だったが、結果的には同局の秋の改編まで続くことになり、この「ELE-TOPIA」の別館的番組として9月30日までの3ヶ月間に亘って放送された。 この企画「AIR SILKY」はその後もこの番組内で数回放送された他、本来の形式でもあった映像や写真を見ながら音楽を聞き、飲食を楽しむというクラブイヴェントとしても行われた。そして2006年頃よりクラブ・カフェバー「メガヘルツ」で毎月第2火曜日の夜行われるレギュラーイヴェントとして定着する。このイヴェントは木本和久がDJを務め、その傍らで木寺一路が撮影した写真をVJがスライド映写機でスクリーンなどに映し出し、映像を見つつ音楽も楽しむというスタイルで行われている。 またこのイヴェントと並行して、今度は木本和久が書く文章と、木寺一路の撮影した写真で綴る「AIR SILKY」ブログが運営されている。このブログに掲載された文章の一部が2007年8月「AIR SILKY」という1冊の本にもなっている。この本は木寺一路が主宰するフォトスタジオ「Fu.」のホームページから購入することが出来る。 番組終了以降の「AIR SILKY」の活動については木本和久『「AIR SILKY」「零(ゼロ)」 と「聴雨居」』の項を参照。
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