AFCからのワールドカップ出場国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:34 UTC 版)
「アジアサッカー連盟」の記事における「AFCからのワールドカップ出場国」の解説
10回 韓国(1954年初出場) 6回 日本(1998年初出場) 5回 イラン(1978年初出場) サウジアラビア(1994年初出場) オーストラリア(1974年初出場・AFCからは2010年初出場) 2回 朝鮮民主主義人民共和国(1966年初出場) 1回 インドネシア(オランダ領東インドとして1938年に出場) イスラエル(1970年に出場・現在はUEFAに加盟) クウェート(1982年に出場) イラク(1986年に出場) アラブ首長国連邦(1990年に出場) 中国(2002年に出場) インドは1950年ブラジルワールドカップアジア予選にエントリーした3カ国(戦後復興でどの国も余裕が無かった)のうちビルマ(現ミャンマー)とフィリピンが予選を棄権した為、1950年ブラジルワールドカップ本大会出場権を得ている。ところが、裸足での参加を国際サッカー連盟(FIFA)に拒否されたという理由で、大会直前に参加を辞退した。その後、1952年ヘルシンキ五輪(ヘルシンキ五輪ではインド代表が出場し、裸足でプレーした)の後、サッカー競技規則第4条競技者の用具の項でシューズ着用義務が明確に規定されるようになった。 このように長年にわたって、裸足でのプレーを拒まれたため、インドが1950年のワールドカップを棄権したものと考えられてきたが、2011年のロサンゼルス・タイムズ紙の調査で、「一番の大きな理由は、当時のインドにとっては、オリンピックのみが重要で、FIFAワールドカップの重要性を認識していなかった財政難のインドサッカー連盟がオリンピックに集中したかった為」と判明した(もう一つの棄権理由だったブラジルワールドカップの旅費も、実際はW杯組織委員会が大部分を負担すると約束していたことが分かっている)。
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