88・88A号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 09:05 UTC 版)
「大阪市営バス港営業所」の記事における「88・88A号系統」の解説
運行区間 88:天保山 - 地下鉄朝潮橋 - 夕凪 - 境川 - 肥後橋 - 桜橋(往路)/淀屋橋(復路) - 大阪駅前 88A:夕凪 → 境川 → 肥後橋 → 桜橋 → 大阪駅前 概要 88号系統は、港区からみなと通(国道172号)・土佐堀通を経由し、大阪駅とを結ぶ路線である。60号系統とともに、港区の主幹路線である。地下鉄利用よりも天保山-大阪駅間に安くかつ乗り換えなしで結ぶことから利用者が多い。大阪市電23号系統(都島車庫 - 大阪駅 - 大阪港)の代替機能も併せ持つ。 大阪駅行きは四つ橋筋を、天保山行きは御堂筋を経由する。なお、天保山 - 大阪駅前間は片道約45 - 50分ほどかかる。 数少ないが、夕凪 → 大阪駅前を運行する88A号系統が存在する。 沿革 2002年1月27日のダイヤ改正以前は幹線88号系統と称していた。また、九条営業所があったころは境川 - 大阪駅間を運行する幹線88A号系統が存在し、その当時は現在の88C号系統の系統は幹線88B号系統であった。 1970年代ごろまでは大阪駅前の構内(黄色)のりばはなく、大阪駅前交差点の西側(現在大阪第一生命ビル北側にある大阪駅前の降り場専用の停留所)から88号系統の天保山行き(当時方向幕は大阪港行きと表示されていた)は発車していた。 2008年10月20日より、前日に開業した京阪電鉄中之島線への乗り換えの利便性向上のために、肥後橋 - 堂島間の渡辺橋停留所にも停車するようになる。それ以前の渡辺橋停留所(大阪駅前方面行き)は中之島通沿いに設置されていて53号系統のみ停車していた。京阪中之島線建設中に四つ橋筋沿いに移設されたものの53号系統以外のバスは2008年10月19日(京阪電鉄中之島線開業日)まで渡辺橋停留所には停車していなかった。 また2008年10月20日より88号系統はループ系統ではなく往復系統となる(往路が大阪駅前行き、復路が天保山行き)。これにより大阪駅前でループせずに分断されていた88B号系統が88号系統に集約される形で廃止(欠番)となる。 2010年3月28日のダイヤ改正で88C号系統(川口一丁目 - 大阪駅間の区間便)が廃止になる。 2013年の営業所廃止により酉島、中津、鶴町の各営業所が担当となる。 ダイヤおよび停留所 日中の1時間あたりの運行本数は平日が4便に対して土曜・休日は6便となっている。107号系統(弁天町バスターミナル - 天満橋)の廃止により土曜・休日は2008年10月20日のダイヤ改正より増便されている。 天保山行きの淀屋橋停留所は、2回停車(市役所前と交差点西)する「ダブルストップ」であった。御堂筋上にある市役所前のりばを出ると、すぐ先の淀屋橋交差点で土佐堀通へ右折する必要があり、原動機付自転車のような二段階右折を行っていたが、2005年8月15日をもって市役所前のりばでの乗降を廃止し、二段階右折も解消された。交差点西の停留所は、客待ちのタクシーのためバスが歩道に近づけないことがある。 また、2012年4月1日から大江橋(復路)の停留所扱いが廃止された。これは御堂筋の車の交通量が多く、淀屋橋で右折する際1番左の車線から1番右への車線変更が困難なためと見られる(約5車線分移動する)。 2009年3月29日、それまでの九条南1丁目停留所(境川 - 九条新道間)が阪神なんば線が開業されたことにより停留所名が阪神九条停留所に名称変更される。
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