60年代以降とは? わかりやすく解説

60年代以降

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 05:50 UTC 版)

中国人民解放軍空軍」の記事における「60年代以降」の解説

中国人民解放軍空軍は、多くの面でソ連/ロシア運用思想に基いて建設されており、そのため、運用する機体はいずれソ連/ロシア技術元にして開発されたものである従来は、質的な劣勢を量によって補っていると評されていたが、1960年代以降中ソ対立によって新技術の提供が打ち切られたことから、これらをベースとして発展させた航空機の開発転じた。現在は、ロシアとの関係改善中国自身経済発展などを背景に、ロシアからの完成機の購入およびライセンス生産、また国産航空機西側技術導入することによって、保有する航空機質的向上を図っている。 戦闘機については、現時点でその数的主力は、中国MiG-21国産化したJ-7J-11としてライセンス生産行われたSu-27系列機国産J-10戦闘機等であり、多数第4世代ジェット戦闘機導入によって第2世代戦闘機であるJ-7等から主力移行しつつある。また、空中早期警戒管制能力整備進めており、輸送戦力についても、長く使われY-8更新のため、Y-9による更新をはかる一方、より大型Il-76MD取得進めている。その結果人民解放軍空軍の質と量をあわせた数量的空軍力は、日本韓国在日在韓米軍あわせたものに匹敵しインドを含むアジア空軍最大であり、訓練時間増大AWACS導入含め、その急激な近代化アジア軍拡誘発しているとされる2010年5月20日グアム島米軍基地爆撃できるだけ飛行性能を持つ、現有H-6改良した新型大型長距離爆撃機開発していることが明らかになった。

※この「60年代以降」の解説は、「中国人民解放軍空軍」の解説の一部です。
「60年代以降」を含む「中国人民解放軍空軍」の記事については、「中国人民解放軍空軍」の概要を参照ください。

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