3代目記念館
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明治大学の震災復興計画は6期に分けて着工され、3代目となる記念館は第3期工事によるものである。 第1期 - 予科1号館(のち2号館)、施工業者清水組、1925年(大正14年)3月1日起工、同年8月31日竣工 第2期 - 大学1号館(のち1号館)、施工業者戸田組、1926年(大正15年)12月2日起工、1927年(昭和2年)8月31日竣工 第3期 - 記念館、施工業者大倉土木、1927年(昭和2年)7月起工、1928年(昭和3年)3月25日竣工 明治大学の落成祝ひ お祭り騒ぎの神田通り明治大学では今度中央記念館並に左右両翼校舎の建築完成を遂げたので、来る二十一日より二十四日にわたり復興記念の祝典を挙行する。第一日には朝野三千の名士を、第二日以降は学校関係者一万五千人を招待し、第四日目には米田実、太田正孝、穂積重遠、石井菊次郎の諸氏を聘して講演会を催すことになつてゐる。所在地の神田区では錦町、表神保町、裏神保町、甲賀町、小川町等いづれもまん幕、軒堤燈等で興を添ふべく準備中である。 — 『東京朝日新聞』 1928年4月19日 明治大学の全景(1930年、中央が3代目記念館) 九段坂から見た駿河台キャンパス(左上、1930年) 左から体育館、大学1号館、3代目記念館、予科1号館 3代目の記念館は昭和から平成初期の明治大学を象徴する建物であり、重要文化財指定候補となったが、維持運営等の問題により建替えに至る。ドーム屋根のデザインは現在のリバティタワーにも生かされている。
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