2019シーズンJ1・J2ライセンス
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「Jリーグクラブライセンス制度」の記事における「2019シーズンJ1・J2ライセンス」の解説
2018年9月27日、Jリーグは2019シーズンのクラブライセンスのうち、J1・J2のライセンスについて、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)による審査結果を発表した。J1・J2ライセンスの申請を行ったのはJ3の8クラブを含む48クラブで、新たにブラウブリッツ秋田が申請を行っている。 申請した48クラブ全てにライセンスが交付された。長年J1ライセンスを取得できなかった水戸は優先利用できる天然芝練習場とクラブハウスが確保できたことから、成績面でJ1昇格条件を満たした場合に本拠地を笠松運動公園陸上競技場とした上でシーズンオフで実施可能な改修工事を行う(成績要件を満たせない場合は従前通りケーズデンキスタジアム水戸を本拠地とする)前提でJ1ライセンスを申請。また、前年施設条件(スタジアム基準)をクリアできずJ2ライセンスを申請しなかった秋田も、本拠地を秋田市八橋運動公園陸上競技場に変更した上で改修工事を行う計画でJ2ライセンスを申請。その結果、水戸は条件付き ながらJ1ライセンスを、秋田はJ2ライセンスを取得し、J1ライセンスは41クラブ、J2ライセンスは7クラブに交付されることとなった。なお、水戸は2018シーズンJ2最終順位が10位とJ1昇格要件対象外となったことから「J1昇格のための順位要件を充足できずスタジアムの短期改修工事を行わないことが確定したこと」でJ1ライセンスの解除条件となり、J2ライセンスに変更された。なお、琉球に対しては「判定に付帯する経営上の是正通達」を行っている。 J1ライセンス(41クラブ→40クラブ) - 札幌、仙台、山形、(水戸、)鹿島、栃木、群馬、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、川崎、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、金沢、清水、磐田、名古屋、岐阜、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、福岡、北九州、鳥栖、長崎、熊本、大分 J2ライセンス(7クラブ→8クラブ) - 秋田、水戸(条件付きJ1ライセンス→J2ライセンスに変更)、町田、長野、鳥取、讃岐、鹿児島、琉球 なお、ホームスタジアムのトイレの数および屋根のカバー率に関するB等級基準を満たしていないクラブが34クラブあるが、このうち11クラブは「60%ルール」、または「スタジアム新設ルール」の制裁基準に基づいて制裁対象外、他23クラブは制裁対象(書類提出他)となった。 制裁対象クラブトイレ数不足 - 該当無し 屋根のカバー率不足 - 山形、栃木、群馬、大宮、柏、町田、横浜FC、湘南、甲府、松本、富山、磐田、名古屋、鳥取、広島、愛媛、鹿児島 トイレ数・屋根のカバー率不足 - 秋田、水戸、金沢、清水、岡山、讃岐
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