2015年 - 2016年: GDH社の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 07:05 UTC 版)
「GDH 559」の記事における「2015年 - 2016年: GDH社の誕生」の解説
GDHはGMMグラミーとハブホーヒンの合弁で作られた会社であり、GMMタイハブ (GTH) が解散した後の後継企業として2015年12月14日に設立された。資本金は15億バーツである。2015年12月22日には会社名と株主の記者会見があり、51%をGMMグラミーが、15%をハブホーヒンが持つという割合はGTHのそれと同一であり、タイ・エンターテインメントが持っていた分にあたる34%の株式については、57の会社等が所有することになるという説明がされた。 ジラ・マリクンはGDHという名称はGross Domestic Happinessを略したもので、観客と従業員の幸福を最大化するもの、という説明を加えた。559については会社の開設日、仏暦2559年1月5日と、株主の総数59名を示しているとした。本社についてはハブホーヒン社とかつてGTH社があったところと同一の住所ではあるが、隣接部分を拡張可能とした。社のシンボルロゴが出来るまでは会社名はGDH559を使用していたが、公式ロゴが出来た際に社名をGDHとした。 開業後、GDHは4つのドラマ制作を発表した。1つは Diary Tootsiesで、GMM25にて2016年1月23日から放送された。また1つは、I See You The Seriesで、GMM25で2016年5月7日から放送された。3つめの作品 แก๊สโซฮัก รักเต็มถังは動画アプリLINE TVで2016年2月6日から配信開始されたが、もう1つ、 มาลี เพื่อนรัก...พลังพิสดาร 2についてはまだ放送されていない。映画については2つの制作が発表された。一つはバンジョン・ピサヤタナクーン 監督の恋愛-ドラマ映画である"一日だけの恋人(One Day)"であり、2016年8月5日にエムクォーティエのクォーティエシネアートで記者会見を行い、マスメディア向け公開は2016年8月29日にサイアムパラゴンのパラゴンシネプレックスで行った。公開初日(9月1日)の収入は8.28百万バーツで、公開3週で110.91百万バーツと興行収入1位を獲得した。さらに同映画はStarpics Awordで最優秀賞を受賞するなど様々な賞を受賞した。もう一つの映画は10代を主人公にしたスリラー映画で、パークプム・ウォンプム監督作品とされた。 GDHはシンハーコーポレーションと共に、映画"ギフト"を制作した。プミポン国王(当時)作曲の歌に発想を得た作品で、3つの異なるカップルを描いたオムニバス作品である。この映画は11月29日にメディア向け公開され、公式には12月1日から公開された。さらに、GMMグラミーのTVチャンネルで12月31日に、ウェブサイトおよび動画アプリLINE TVで翌1月1日に配信された。これら放送および配信は映画公開中に行われている。この映画の制作はプミポン国王の崩御がきっかけではなく、撮影中にそれが起きてしまった。結局映画は予定通りの12月に公開された。
※この「2015年 - 2016年: GDH社の誕生」の解説は、「GDH 559」の解説の一部です。
「2015年 - 2016年: GDH社の誕生」を含む「GDH 559」の記事については、「GDH 559」の概要を参照ください。
- 2015年 - 2016年: GDH社の誕生のページへのリンク