2010年の大会復活後
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「トゥルヌワ・ドゥ・パリ」の記事における「2010年の大会復活後」の解説
2009年12月24日、パリ・サンジェルマンのRobin Leproux会長はクラブ創設40周年となる2010年に大会を復活させる構想を明らかにした。成績向上とメディア露出のために1500万ユーロから2000万ユーロが注ぎこまれる。2010年5月3日、7月に2010年大会を行なうことが決定した。フランスで最も権威ある親善サッカー大会が17年ぶりにパルク・デ・プランスに戻ってくることとなり、1957年の第1回大会から数えて30回目の節目の大会となった。2010年大会は、FCジロンダン・ボルドー(フランス)、FCポルト(ポルトガル)、ASローマ(イタリア、当初の予定のユヴェントスFCから変更になった)を招き、7月31日から8月1日にかけて行なわれた。この大会でパリ・サンジェルマンはクラブ公式アンセムと公式マスコットをお披露目した。サポーターからの提案により「Go West」(ペット・ショップ・ボーイズなど)の歌詞が書き直され、パルク・デ・プランスで毎試合のキックオフ前に流れる公式アンセムとしてリリースされた。また、「Germain」という名前のマスコット(ヤマネコ)が披露された。1日目の第1試合ではボルドーがローマと引き分け、第2試合ではパリ・サンジェルマンがサミー・トラオレの得点でポルトを1-0で下した。パリ・サンジェルマンとローマが対戦した2日目の第1試合では、パリ・サンジェルマンのギョーム・オアロがロスタイムに得点して引き分けに持ち込み、同年夏のプレシーズンを無敗で終えた。しかし、ローマの選手たちは試合終了間際の得点に怒り、フランス人のステファン・ラノワ主審を包囲。ローマのクラウディオ・ラニエリ監督はピッチ内に足を踏み入れ、オアロの得点時にはすでにロスタイムが規定時間以上経過していたと主張した。ボルドー対ポルト戦では、ボルドーのミカエル・シアニが直接フリーキックで得点して逆転勝利。勝ち点4でパリ・サンジェルマンと並んだが、総得点数でパリ・サンジェルマンを上回ったボルドーの大会優勝が決定した。
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