2009年 - 2012年の改修
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「ナゴヤ球場」の記事における「2009年 - 2012年の改修」の解説
スコアボード/改修前 スコアボードとバックスクリーン/改修後 2009年9月20日から2010年4月下旬までを予定として、総工費8億円をかけて耐震補強を目的に内野スタンド(正面入り口、バックネット裏内野スタンド、球場事務室など)の改修工事を行う事となり、1塁側内野スタンド上段部およびライト側外野スタンドは撤去された。これに伴い、収容人数が約9,000人から5,000人に減り、室内練習場・合宿所が隣接している3塁側がホームチーム、1塁側がビジターチームのベンチに変更された。新スタンドでは新たに車椅子での観戦エリアが8席分確保され、車椅子対応の多目的トイレやベビールームも設置された。また、内野スタンド外壁は1948年建設当時の石垣を再使用している。 改修以前は、正面入り口から入ると、正面に階段があり、そのまま客席に向かうようになっていたが、改修で正面に事務所出入り口を設け、客席には側面に設けられたそれぞれ2か所の階段で上っていく。売店も階段手前から階段上がった客席側の通路に移転した。 なおこの改修完了までの間、2010年春季教育リーグとウエスタン・リーグ開幕から約1ヶ月前後の試合はナゴヤ球場が使用できないため、主催試合は一軍本拠地のナゴヤドームをはじめ、蒲郡・春日井・岡崎・四日市・長良川各球場で行われ、5月11日の対ソフトバンク戦から同年シーズンの使用を開始した。 2010年9月はファウルグラウンドを全面人工芝化(後述)。2011年はボールカウントを「SBO」方式から国際標準の「BSO」方式に変更した。 2012年3月にはスコアボードを全面改良(後述)。 フェンス部の広告は二軍本拠地となった以降は消滅していたが、2014年頃より順次復活している。
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