2009年 - 2011年:『ハンズ・オール・オーヴァー』
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2009年頃からスイスで3rdアルバムのレコーディング開始。プロデューサーにはアダムが長年一緒に制作したいと願っていたロバート・ジョン“マット”ラング(Robert John "Mutt" Lange)を迎えた。2010年6月22日にアルバムからの先行シングル「ミザリー」(Misery)を配信リリース。Billboard Hot 100最高14位にチャートインした。アルバム発売に先駆けてメンバーはプロモーション活動のために来日し、アルバム『ハンズ・オール・オーヴァー』(Hands All Over)は日本では9月15日(アメリカでは9月21日)にリリースとなり、日本独自企画のCDシングル「コンパクト・ベスト マルーン5」も同時リリースした。シングル収録曲の「ウォント・ゴー・ホーム・ウィズアウト・ユー」はアサヒビール「アサヒスタイルフリー」CMソングに起用された。アルバム収録曲「アウト・オブ・グッバイズ」(Out Of Goodbyes)にはレディ・アンテベラムが参加している。アルバムはオリコンアルバムチャート初登場3位、Billboard 200初登場2位を記録した。また、全国のCDショップ店員の投票で選ばれる『第3回CDショップ大賞』洋楽賞を受賞した。 2011年、東日本大震災で被災された方々へバンドを代表してアダムがメッセージを寄せた。5月には日本公演を開催し、日本武道館の追加公演を含む5公演が行われた。6月21日、4月に放送開始されたばかりであるオランダ発のタレントオーディション番組『ザ・ヴォイス』アメリカ版で、アダムとクリスティーナ・アギレラが番組審査員として共演。そこでコラボレーション曲「ムーブス・ライク・ジャガー」(Moves Like Jagger feat. Christina Aguilera)を初披露し、直後にリリースした。シングルはBillboard Hot 100初登場8位を記録し、2007年発表の「メイクス・ミー・ワンダー」以来のチャートTOP10入りとなった。その後、リリースから3ヵ月後の9月にBillboard Hot 100で1位となり、18ヶ国でチャート1位を獲得した。また、『ハンズ・オール・オーヴァー』にボーナス・トラックとしても追加収録し、日本ではさらにリミックス・バージョン1曲を加えた『ハンズ・オール・オーヴァー+2』として再発売した(『オーヴァーエクスポーズド』ボーナス・トラックにも収録している)。
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