浦和レッズ主催試合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 07:43 UTC 版)
「さいたま市駒場スタジアム」の記事における「浦和レッズ主催試合」の解説
「埼玉スタジアム2002」の完成後も2002年まではW杯日韓大会開催に伴う芝生管理の観点から試合数を制限していたが、2003年以後は収容人数などの理由により浦和はリーグ戦において、もう一つのホームスタジアムとなった埼玉スタジアムを主に使用するようになってきている(事実上、メインから準本拠に降格)。しかし、依然として当スタジアムは浦和のサポーターに「聖地」と称されている(J2降格、J1復帰、初のステージ優勝などチームの節目となる試合は当スタジアムでの試合が多い。また、試合ではないが、2003年にナビスコカップで優勝した際にも、地元に残ったサポーターに対する優勝報告会が当スタジアムで開かれた)。 このため、当スタジアムでのホームゲームのチケットはすぐ完売してしまい、非常に手に入りにくいことで有名であった。2005年からは、Aゴール裏自由席とAビジター席=アウェーゴール裏自由席を除く全ての座席がシーズンチケットによる販売となり、チケットの入手はさらに困難になった。 2007年は、リーグ戦2試合、天皇杯全日本サッカー選手権大会(天皇杯)1試合の計3試合(AFCチャンピオンズリーグ全試合、ナビスコ杯準々決勝・ガンバ大阪戦は全て埼玉スタジアムで開催)と、その数はさらに減った。2010年のJリーグのリーグ戦では1試合も行われず(全て埼玉スタジアムで実施)、2010年のJリーグカップの予選ラウンドの1試合(天皇杯2試合を入れると3試合)だけとなり、さらに上述改修工事によりリーグ戦・リーグカップは2011年以後は1試合も開催されなくなった(ただし、2012年の改修後、天皇杯の浦和主管相当の試合は主に2 - 3回戦で開催されているが、観客数は1万人に満たないことが多い)。 なお、2020年は埼玉スタジアム2002が2020年東京オリンピックのサッカー競技会場に指定されたことに伴い、一度7月5日に北海道コンサドーレ札幌戦でリーグ戦としては2009年以来12年ぶりのレッズ主管試合が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴いJリーグ全体の日程が変更されたのと、2020年東京オリンピック自体も2021年に延期され、埼玉スタジアム2002の使用日程に空きが生じたため、駒場スタジアムでの主催開催が消滅した。 2021年は、同様の理由で8月14日にサガン鳥栖戦と8月25日にサンフレッチェ広島戦とリーグ戦2試合が駒場スタジアムで行われることになった。
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