2話「魔術師と呼ばれた男」
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「ルパン三世 (TV第1シリーズ)の登場人物」の記事における「2話「魔術師と呼ばれた男」」の解説
パイカル 声 - 江角英明、野沢那智(生きていた魔術師)、家中宏(ルパンは今も燃えているか?) 「暗黒街の魔術師」として恐れられている男。名前は実在する酒と同じであり、ルパンに「酔っぱらっちまいそうな名前」と言われる。 弾丸はおろか、大砲の弾をも跳ね返し、指から火を噴き、さらには宙に浮く。その秘密は指に火炎放射器を仕込み、ガラス板の上に乗っているという単純なもの(この宙に浮く技術については、後に劇場版『ルパン三世 ルパンVS複製人間』で「飽き飽きしてんだよ」と言われてしまう)であった。「超硬質液体」の製法を記してあるマイクロフィルムを奪った不二子を最初に襲い、そのマイクロフィルムがルパンの手に渡ったためルパンとも決闘を繰り広げ、一度はルパンを追い詰めるが、フィルムに記された「超硬質液体」の製法を解読されてルパンも不死身の体を得てしまい、最後には液体の効き目が切れて火炎放射器で焼かれ、自らのアジト付近にある「エンマの滝」の滝壺に転落、一度は死んだと思われたが、瀕死の状態から蘇って復讐を試みたタフガイ。 愛用拳銃は、ベレッタM1934で、愛車は、メッサーシュミットKR200。 原作では「白乾児」の漢字表記に「パイカル」のルビが振られている。同じ女とは三度までしか寝ない主義。 OVA『ルパン三世 生きていた魔術師』で再登場。その際に披露した能力はその原理について何の説明もされておらず、本物の魔術であるかのように描かれている。超硬質液体 特殊な皮を作る薬品。この薬を物の表面に塗ることで高度な耐熱・防弾効果を得る。ただし薬の効力期間は極めて短い。 3つのマイクロフィルムを重ねることでこの薬品の化学式が表示されるが、製法をルパンに知られたことに動揺したパイカルが、ルパンがフィルムを所持していることに気付かず彼に火を吹いたことで焼失してしまった(ルパン本人は超硬質液体を塗っていたため無傷)。
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