2要素のとき
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 06:49 UTC 版)
「コブ=ダグラス型関数」の記事における「2要素のとき」の解説
2生産要素のコブ=ダグラス型生産関数は、 Y = A K α L β {\displaystyle Y=AK^{\alpha }L^{\beta }} のように書ける。ただし、 Y = 総生産量(通常は1年の総生産量) K = 資本ストック L = 労働投入量 A = 全要素生産性 αとβはパラメーター である。要素分配率は生産の投入に対する弾力性とも解釈できる。例えば、α = 0.45であれば、資本ストックが1%上昇すると生産が0.45%上昇するということである。また、 α + β = 1 {\displaystyle \alpha +\beta =1} のとき、規模に関して収穫一定 α + β > 1 {\displaystyle \alpha +\beta >1} のとき、規模に関して収穫逓増 α + β < 1 {\displaystyle \alpha +\beta <1} のとき、規模に関して収穫逓減 となる。完全競争で α + β = 1 {\displaystyle \alpha +\beta =1} のとき、 α {\displaystyle \alpha } は資本分配率、 β {\displaystyle \beta } は労働分配率と解釈できる。
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