資本ストックとは? わかりやすく解説

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しほん‐ストック【資本ストック】

読み方:しほんすとっく

企業生産使用するために保有している建物設備、あるいは、国や自治体産業や生活の基盤として整備した社会資本の量。金額換算して示される固定資産評価方法違いにより、粗資本ストック純資本ストック生産的資本ストック3種類の概念がある。


資本ストック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/06 15:27 UTC 版)

資本ストック(しほんストック)とは、ある時点で社会企業が抱えている設備の量である。工作機械、自動車や船などの輸送機械など多様な物を含むため、台数などでは数えることができないため、金額換算される。

設備投資との関係

設備投資は設備のフロー」「資本ストックは設備のストック」と言われる。これは、設備投資が毎年なおの一定期間ごとに設備に投入される量で、そこから減価償却などを除いてなお残った分がストック(在庫)として資本ストックに加えられる。

例えば、ある年の設備投資が100、減価償却が40、前年の資本ストックが400だった場合、

  • 前年の資本ストック+設備投資-減価償却=当年の資本ストック
  • 400+100-40=460

となり、ある年の資本ストックは460となる。

ビンテージ

資本ストックは基本的に「量」だが、「質」を表す言葉としてビンテージがある。ビンテージとは、設備の平均年数のことを指し、ワインなどで使用されているビンテージとは意味が異なる。これが高い、つまり、設備を導入してから年数が経っているほど、設備が老朽化し、質が悪くなっていると考える。

資本ストックを見ることができる統計

  • 民間企業資本ストック(内閣府
  • 国富調査

などがある。

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