1978年のラジオ (日本)とは? わかりやすく解説

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1978年のラジオ (日本)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 07:24 UTC 版)

1978年のラジオ (日本)では、1978年日本ラジオ番組、その他ラジオ界の動向について記す。

主な番組関連の出来事

主なその他ラジオ関連の出来事

  • 2月21日 - ラジオ関西ラジオ関東が独占中継する巨人戦ナイター中継をネットすることを発表[1]
  • 8月22日 - NHKラジオ第2放送、夜間の外国電波による混信被害軽減と難聴対策を図る為、1971年の秋田、1972年の熊本に続き、この日から札幌の同放送でも、今までの100KWから500KWに増力して、運用を開始[2]
  • 9月11日 - NHK-FM放送、東京・名古屋・大阪の3局を結ぶPCMデジタル回線を開通[3]。これにより、3局間で高品質なステレオ放送の同時放送が初めて可能となる。のち、1984年までにPCM回線の全国化が完了。
  • 10月1日 - 岩手放送(現・IBC岩手放送)が開局25周年事業として「岩手百科事典」を刊行。
  • 11月23日 - この日の9時01分(協定世界時0時01分)から、国内AMラジオ局の周波数を一斉変更[4]。日本時間では、多くの放送局がこれに先立つ5時00分(協定世界時22日20時)に放送上の日付切り替え基点(放送終了と放送開始の境目)を迎えていたため、放送開始からこの9時00分までは「試験放送」の名目で先行的に周波数変更を行った[5]
    • この周波数変更は、夜間における国家間の放送混信を避けるための対策として、国際電気通信連合(ITU)の勧告に基づき、AM放送帯域内の送信チャンネルを10キロヘルツおきから9キロヘルツおきにすることによって、チャンネルを増やすためのもの。南北アメリカを除く全世界で一斉に実施された。
    • 日本短波放送、愛称を「ラジオたんぱ」に決定[5]

節目

番組周年・記念回

2000回
8月28日 - ラジオ朝市(CBCラジオ)[6]

開局周年

特別番組

3月放送

  • 22日 - ニュースネット日本列島3・22(NHKラジオ第1)

4月放送

  • 1日 - チャリティ・ラジソン(熊本放送)[7]

7月放送

  • 1日 - ラジオ大阪開局20周年記念特別番組 はたちのふれあい〜ラジオってなに?〜(ラジオ大阪)[8][9]

10月放送

  • 10日 - チャリティーキャンペーン25時間ラジソン(南日本放送)[10]
  • 22日 - きみはUFOを見たか?〜子どもの未来の詩(民放53社共同企画・48社同時放送)[10]

11月放送

  • 23日
    • スーパーバラエティ これがラジオだ!(NHKラジオ第1)[5]
    • 生放送マイ・ラジオ首都圏午後1時(文化放送制作、TBSラジオ・ニッポン放送同時ネット)[5]
    • ラジオパニック・大阪大地震〜あなたは生き残れるか?〜(MBSラジオ)[11]

開始番組

1978年1月放送開始

毎日放送
  • 8日 - ギャルズファンシーノート〜宇宙船エンジェル〜

1978年4月放送開始

NHKラジオ第1放送
山形放送
茨城放送
東京放送
文化放送
ニッポン放送
大阪放送
熊本放送
  • 3日 - SBCラジオジャーナル[7]
民放AM各局
  • 開始日不明 - 太田裕美の公園通り一丁目[12]
日本短波放送
  • 開始日不明
    • 4時のふれあいスタジオ
    • 星空ワイド90分・10時のとんでる放送局
    • たんぱストレート・ナイター

1978年5月放送開始

青森放送
エフエム東京
  • 1日 - 昼のスカイスタジオ 〜ミュージック・プランツォ〜

1978年6月放送開始

エフエム東京
  • 4日 - 翔べ光の中へ[12]

1978年10月放送開始

東京放送
文化放送
  • 開始日不明 - 友よ!森繁だ
ニッポン放送
静岡放送
東海ラジオ放送
毎日放送
  • 2日 - スタジオ・セブン・セブン
  • 15日 - ふれあい広場決定版
大阪放送

1978年11月放送開始

NHKラジオ第1放送
  • 20日 - 連続ラジオ小説[13]
  • 24日
  • 25日
  • 26日
    • 昭和歌謡大全集[13]
    • しらべによせて[13]
  • 27日 - 人物春秋
  • 28日 - ひざをまじえて
  • 29日 - おやじと私
NHK-FM放送

開始日不明

エフエム大阪
極東放送

終了番組

1978年3月放送終了

文化放送
ニッポン放送
近畿放送

1978年9月放送終了

東京放送

1978年11月放送終了

NHKラジオ第1放送
NHK-FM放送
  • 13日 - FMリサイタル
  • 18日 - 朝のしらベ
  • 19日 - ヤングジョッキー
  • 22日 - 夜のしらベ

脚注

  1. ^ 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1978年2月)」『月刊民放』第8巻第5号、日本民間放送連盟、1978年5月1日、66頁、NDLJP:3470909/34 
  2. ^ 「日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)」(渋沢社史データベース)(2024年3月29日閲覧)
  3. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'79』日本放送出版協会、1979年9月25日、26,210頁。 
  4. ^ 「ご存知ですか――ラジオの周波数が変わります / NHK広報室」『都道府県展望』第242号、全国知事会、1978年11月、48頁、NDLJP:2786080/26 
  5. ^ a b c d 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1978年11月)」『月刊民放』第9巻第2号、日本民間放送連盟、1979年2月1日、54頁、NDLJP:3470918/26 
  6. ^ 「放送局めぐり[中部日本放送]」『ラジオライフ』第2巻第6号、三才ブックス、1981年9月1日、56頁。 
  7. ^ a b 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1978年4月)」『月刊民放』第8巻第7号、日本民間放送連盟、1978年7月1日、50頁、NDLJP:3470911/26 
  8. ^ 『OBC25年のあゆみ』ラジオ大阪、1983年7月1日、22頁。NDLJP:12276207/13 
  9. ^ ラジオ大阪史上、最高の開局記念特番『20周年記念 はたちのふれあい ラジオってなに?』|藤川貴央【OBCラジオ大阪アナウンサー】|note
  10. ^ a b 日本民間放送連盟(編)「放送日誌(1978年10月)」『月刊民放』第9巻第1号、日本民間放送連盟、1979年1月1日、54頁、NDLJP:3470917/28 
  11. ^ 毎日放送40年史編纂室 編『毎日放送の40年 資料編』毎日放送、1991年9月1日、187頁。 
  12. ^ a b c d 『女子ラジオ Vol.1』辰巳出版、2022年8月15日、145頁。 
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 「NHKトピックス/ラジオ番組を大幅に改訂」『放送教育』第33巻第8号、日本放送教育協会、1978年11月1日、84 - 85頁、NDLJP:2341411/43 

参考文献

  • 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'78』日本放送出版協会、1978年9月25日。 
  • 日本放送協会総合放送文化研究所 放送史編修室 編『NHK年鑑'79』日本放送出版協会、1979年9月25日。 


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