1973年の日本競馬とは? わかりやすく解説

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1973年の日本競馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/24 16:41 UTC 版)

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1973年の日本競馬(1973ねんのにほんけいば)では、1973年昭和48年)の日本競馬界についてまとめる。馬齢は旧表記で統一する。

1972年の日本競馬 - 1973年の日本競馬 - 1974年の日本競馬

概要

ハイセイコーが社会的ブームを巻き起こす

地方競馬大井競馬場)から中央競馬へ移籍した競走馬ハイセイコーが、3月から5月にかけて皐月賞優勝を含む中央競馬重賞4連勝を達成し、その人気は社会的ブームに発展した。

できごと

1月 - 3月

  • 1月20日
    • 大井競馬場における東京都運営の競馬開催が閉幕(都営ギャンブル全廃)。以後、特別区競馬組合のみの開催に移行する[1]
    • 中央競馬の第1回中京競馬1日から、トータリゼータ・システムによる発売機械化を実施[1]
  • 1月27日 - 高知競馬場火災が発生し、実績馬ヤシマナショナルを含む14頭の競走馬が焼死した。

4月 - 6月

7月 - 9月

  • 7月31日 - 競馬懇談会において、限定1枠1頭方式(シード制)についての意見が取りまとめられる。のちの10月2日に指定交流競走実施のための特例が設定され、それと同時にシード制も導入される[2]

10月 - 12月

  • 10月21日 - 東京競馬場において、初の地方競馬招待競走が実施され、地方競馬から6頭が出走した。優勝馬は中央・中山のユウシオで、地方最先着は名古屋競馬のウエルデイ(4着)であった[2]
  • 12月1日 - 中央競馬の厩務員組合のひとつである京葉労組が前日スト、このため第5回中山1日の開催が取りやめになる[2]
  • 12月2日 - 愛知杯に出走したシルバーランドが、日本で初めて2000mのコースを2分を切るタイムで走破した。

その他

  • 中央競馬の騎手2人が八百長をしていたとして競馬法違反で逮捕される。
  • 川崎競馬に所属する騎手1人、調教助手1人、厩務員1人が覚醒剤取締法違反で、また厩務員2人が競馬法違反で逮捕される。

競走成績

中央競馬主要競走

中央競馬・障害

中央競馬・アングロアラブ

地方競馬主要競走

騎手招待競走

表彰

優駿賞

  • 年度代表馬・最優秀4歳牡馬 タケホープ(牡4・東京)
  • 最優秀3歳牡馬 キタノカチドキ
  • 最優秀3歳牝馬 イットー
  • 最優秀4歳牝馬 ニットウチドリ
  • 最優秀5歳以上牡馬 タニノチカラ
  • 最優秀5歳以上牝馬 該当馬なし
  • 最優秀障害馬 該当馬なし
  • 最優秀アラブ イナリトウザイ
  • 大衆賞 ハイセイコー(牡4・東京)

リーディング

リーディングジョッキー

分類 騎手の氏名 勝利数
中央競馬 福永洋一 80
地方競馬
ばんえい競走

リーディングトレーナー

分類 騎手の氏名 勝利数
中央競馬 夏村辰男 48
地方競馬
ばんえい競走

リーディングサイアー

順位 中央競馬 地方競馬
1 チャイナロック

リーディングブルードメアサイアー

順位 中央競馬・地方競馬総合
1

フリーハンデ(優駿)

誕生

この年に生まれた競走馬は1976年のクラシック世代となる。

競走馬

人物

死去

競走馬

人物

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f 『総合年表』p.195
  2. ^ a b c d e 『総合年表』p.196

参考文献




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