1936年の日本競馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/03 01:27 UTC 版)
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1936年の日本競馬(1936ねんのにほんけいば)では、1936年(昭和11年)の日本競馬界についてまとめる。 馬齢は旧表記で統一する[注釈 1]。
1935年の日本競馬 - 1936年の日本競馬 - 1937年の日本競馬
できごと
1月 - 3月
- 1月10日 - 第6回馬政調査会総会が開かれる。この際、競馬の統制改善について畜産局案の中に「競馬法による競馬は全国を通じ一個の法人(以下日本競馬会と仮称す)」との文言があり、初めて「日本競馬会」の名称が生まれる。また同日、競馬の統制改善に関する特別委員会が組織される[1]。
 - 1月11日
 - 1月17日 - 第7回馬政調査会において、特別委員会の答申案を可決、農林大臣に答申を行った[1]。
 - 1月25日 - 畜産局長が、払戻金が券面金額未満の場合にも元金を払い戻すよう通牒する[1]。
 - 2月6日 - 畜産局長が各倶楽部に宛て、新会員の入会を認めないよう通達を行う[1]。
 - 3月11日 - 京都競馬場の騎手試験に合格した23歳の斉藤澄子(1913–1942)は、世界で初めて女性として騎手試験に合格した[3]。しかし、農林省および帝国競馬協会から「風紀上問題がある」との理由で出場禁止処分を受け、騎乗の機会を奪われた[注釈 2]。
 - 3月14日 - 京都競馬倶楽部は馬政第2次計画実施記念として、この日より特別競馬を5日間開催した[4]。
 
4月 - 6月
- 5月6日 - 第69回特別議会において、11の既存競馬倶楽部を統一して「日本競馬会」とする競馬法中改正法律案(昭和十一年法律第31号)が提出される[5]。改正競馬法は5月29日公布され、9月20より施行された[1]。
 - 5月29日 - 競馬法中改正法律(昭和十一年法律第31号)が公布され、旧11倶楽部の競馬実施権が廃止され、特殊法人「日本競馬会」が設立認可された。公布同日付の施行期日は昭和11年9月20日と定められた[6]。
 
7月 - 9月
- 7月4日 - 馬政局官制(昭和11年勅令第164号)が公布され、農林省の外局として馬政局が再設置された[1][7]。
 - 7月16日 - トロッター種の整理について、馬政局長官は各地方長官に宛て「トロッター種はわが国国産馬の改良上適当ならざるものと認め、種牡馬として併用せざるよう」と通牒した。また17日には各競馬倶楽部にも同様の通牒が行われた[2]。
 - 9月4日 - 馬産奨励規則・種馬飼養奨励規則が公布される[2]。
 - 9月19日 - 農林省が競馬法施行規則を改正する[2]。
 
10月 - 12月
その他
競走成績
公認競馬の主な競走
障害競走
- 第4回農林省賞典障碍(春)(中山競馬場・4月5日)優勝 : ジユピターユートピア(騎手 : 中口儀一郎)
 - 第5回農林省賞典障碍(秋)(中山競馬場・10月18日)優勝: トーナメント(騎手:中野吉太郎)
 
誕生
この年に生まれた競走馬は1939年のクラシック世代となる。
競走馬
- 1月31日 - トキノチカラ(牡、鹿毛、父:トウルヌソル(GB)、母:星谷(USA))[8]
 - 2月11日 - ロツキーモアー(牡、鹿毛、父:シアンモア(GB)、母:アストラル(JPN))[9]
 - 3月4日 - クモハタ
 - 3月31日 - ソールレデイ
 - 5月26日 - マルタケ
 - 不明 - ゼーアドラー、ロツクパーク
 
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人物
死去
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脚注
参考文献
- 一般社団法人 中央競馬振興会『日本近代競馬総合年表』中央競馬ピーアール・センター、2018年。
 
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 『総合年表』p.86
 - ^ a b c d e f g 『総合年表』p.87
 - ^ 『総合年表』p.89
 - ^ a b c 『総合年表』p.88
 - ^ “競馬法中改正法律案(昭和十一年法律第31号)”. 国立国会図書館 日本法令索引. 2025年7月1日閲覧。
 - ^ “昭和十一年法律第三十一号競馬法中改正法律施行期日ノ件”. 国立公文書館デジタルアーカイブ. 2025年7月1日閲覧。
 - ^ “農林省 > 馬政局|アジア歴史資料センター グロッサリー”. アジア歴史資料センター. 2025年7月1日閲覧。
 - ^ “トキノチカラ - JBISサーチ”. JBISサーチ. 2025年7月1日閲覧。
 - ^ “ロツキーモアー - JBISサーチ”. JBISサーチ. 2025年7月1日閲覧。
 
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