1948年 - 1953年
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「青函連絡船」の記事における「1948年 - 1953年」の解説
1946年にGHQが建造を許可した客貨船4隻・貨物船4隻が急ピッチで建造された。設計期間短縮のため戦時標準船の設計を踏襲している。 貨車航送船 石狩丸型 十勝丸(初代)1948年(昭和23年)4月7日、就航。1954年(昭和29年)9月26日、台風沈没。1956年(昭和31年)8月31日、浮揚復航。1970年(昭和45年)3月31日、終航。同年8月28日、佐野安商事に売却。青函航路に最後まで残ったタービン船だった。 渡島丸(初代)1948年(昭和23年)7月26日、就航。1965年(昭和40年)8月31日、終航。同年11月19日、久保忠義に売却。 1950年(昭和25年)9月、洞爺丸と同時に日本の商船初のレーダーを取り付け。 北見丸型 北見丸1948年(昭和23年)2月27日、就航。1954年(昭和29年)9月26日、台風沈没。 日高丸(初代)1948年(昭和23年)10月22日、就航。1954年(昭和29年)9月26日、台風沈没。1956年(昭和31年)4月1日、浮揚復航。1969年(昭和44年)9月20日、終航。1970年(昭和45年)2月18日、共和商会に売却。 車載客船 洞爺丸型 洞爺丸1947年(昭和22年)11月21日、就航。1954年(昭和29年)9月26日、台風沈没。 羊蹄丸(初代)1948年(昭和23年)5月1日、就航。1965年(昭和40年)6月20日、終航。同年10月21日、三菱商事に売却。 摩周丸(初代)1948年(昭和23年)8月27日、就航。1964年(昭和39年)10月26日、終航。1966年(昭和41年)1月25日、久保忠義に売却。 大雪丸(初代)1948年(昭和23年)11月27日、就航。1964年(昭和39年)8月31日、終航。1966年(昭和41年)2月9日、三洋商事を通じてギリシャに売却されカーフェリーに改造。1991年(平成3年)12月6日、アドリア海で沈没。
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